はじめまして、最高位戦北海道本部所属の松本亮一です。
松本亮一(まつもとりょういち)
入会期:39期前期
所属:北海道C2リーグ
昨年の39期前期からスタートした北海道リーグですが、まだ慣れない部分が多々あり、この観戦記(自戦記)を書くことすら出来ていない状態でした。
今期で2期目のリーグ戦となるのですが新しい仲間も増え、少しずつ大きく、そして盛り上げていきたいと思っており、そのために何か出来ることがあればと考え、今回より自戦記を書かせてもらうことにしました。
正直言って、自分の麻雀を文書で表現するのはとても難しいことだと思っていますが、これも麻雀の勉強だと思って一生懸命書きたいと思いますので、どうかお付き合い下さい。
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第1節目を終え、38.5P(総合8位)として迎えた4/12(日)の第2節目。
今回の対局は北海道C1の横山 萌、同C2の伊藤 聖一、植木 淳宏、そして今期入会の山田 清治の
5人打ちとなります。
横山 萌(北海道C1) 伊藤 聖一(北海道C2) 植木 淳宏(北海道C2) 山田 清治(北海道C2)
1回戦
伊藤、山田、植木、松本の並びでスタートした東1局。
私(松本)の手牌は以下の通り。
リャンペーコーのダマ聴としていたところにをツモ切って
南家の山田へピンフ、イーペーコー、ドラの3900を放縦。
次局、親の山田が2600オール、4000オールをツモあがり、一人抜き出た展開に。
東3局の親番で何とか少しでも点差を縮めておきたい私の5巡目が以下の牌姿。
ツモ
ドラ
ここから打として一通を見切り、チャンタ三色ドラ2のMAX18000に向けた手組へ。
その後、ツモ→打
として、10巡目にさらに
をツモって、ドラの
を切る。
ドラに対する動きが無かったので、次巡にをツモ切りリーチ。
ちなみに、ドラを鳴かれた場合は(鳴かれたところにもよりますが)、ダマ聴を継続していたと思います。
結局ツモれず、一人聴牌で終局となりました。
東3局1本場はサクっと流れて、東4局1本場の中盤で以下の牌姿。
ツモ
ドラ
またしても聴牌と同時に飜牌のドラを打ち出す形に。
ドラには声がかからず、次巡にリーチ。
すると、親の植木からツモ切りでが飛び出し、裏ドラのらずで5200は5500の加点。
南2局、親の山田から9巡目に先制リーチを受け、11巡目で下記の通り、スジで余剰牌を
つかまされた状況。
ツモ
ドラ
を引けば、ドラを切って追いかける気満々でいたのですが、先に
を掴みました。
ドラで打つよりはマシだと思い、を勝負。
それがリーチのみの2000点放銃となり、点数自体は安かったものの、余剰牌と無駄ツモがスジで
掴まる状態が非常にイヤな感じでした。
ラス目で向かえた南3局の親番、少しでも加点しておきたいところでの11巡目。
ツモ
捨牌2段目の中盤ですので、少々焦りも出てきたところですが、場に2枚切れの嵌では
受けられず、ツモ切りで「聴牌取らず」を選択。
そして13巡目、待望のを引いてリーチ。
一発の14巡目で引いたのが、また停
1枚で十分なんですけど・・・と思いながら、八萬を切ると、山田からロンの声。
ロン
「アガれる方」の2600放縦。
もう勝負ありです。1回戦目は△20.6、順位点含め△50.6と、第1節の貯金がなくなり一気に借金状態となりました。
※1回戦スコア:山田+54.5 伊藤+14.2 植木△18.1 松本△50.6
2回戦は抜け番だったので割愛します。
3回戦
松本、横山、伊藤、植木の並びでスタート。
東3局、ドラ
親の伊藤がとチーして、打
。
チャンタであれば、からの打
か?と考えている最中に、南家の植木が
とこちらも両面チー。
そして私の手牌が以下。
ツモ
打で聴牌です。辺
は山に2枚丸々残っていそうです。あとは植木に
が通るかが問題ですが
チーの2巡前の
を見送っており、且つソーズはまだ余っていなかったので、打
でリーチとしましたが・・・
チー
ロン
のチンイツ8000の放銃となってしまいました。
まだまだ!8000の放銃くらいでは!!と気を取り直して臨んだ次局東4局植木の親。
植木が早々に私の切ったをポンしている、8巡目の私の牌姿。
ツモ
ドラ
6巡目のドラではない方のをツモり、イヤな入り目だなと思いながら2巡ほど、親を警戒しつつ
ドラ引きを考えリーチせずにいたのですが、ダマってても出てこない待ちだと思ったのと、全局の失点を
少しでも取り返したい気持ちでの空切りリーチで勝負に打ってでます。
一発ツモ!とは当然いかず、2巡後に引いたを下家の横山がポン。
すると下って来たのはドラのでした。
これが植木のと
のシャンポンの高めに刺さり、12000の放銃。
今、こうして振りかえってみるとリーチしてはダメだったと思います。ゆったりと構えドラを引いてから
リーチ、もしくはダマでそのままアガっても良かった局でした。
あとはそのままズルズルとツモられて、点棒が削られラス終了。
△34.2、順位点含め△64.2とさらに大きく後退。
※3回戦スコア:植木+61.6 伊藤+21.0 横山△18.4 松本△\P.2
4回戦
横山、山田、松本、植木の順。
もう何をやっても駄目な状態に陥ってしました。
親で何とか下記の聴牌を入れ、打⑦ピンとしてもう少し優秀な単騎選択へ。
ツモ
打
ドラ
ここで場に1枚切れのを引き、単騎を
と入れ替えリーチへ。
ここは本当はチートイではなく、を落としてタンヤオに行くべきだった思っています。
ですが鳴ける牌は出てこないし、その前にチートイを聴牌してしまうし・・・
結局1度もツモることなく、山田が嵌をツモり、タンヤオ・ツモ・ドラ1の1000/2000をアガりました。
親被りの上、リーチ棒1000点まで出して、3000点の失点です。
あとは何も出来ずにまたまたまたラス。
△16.6、順位点含め△46.6。
最終5回戦
伊藤、山田、松本、横山の順でスタート。
東1局、横山が私の切ったを1鳴き。
すると好牌が押し寄せ、以下の通りに。
ドラ
ここでも果敢にリーチで攻めました。
ですがツモれない。そして最終ツモ番、をツモ切ると横山からロンの声。
待ち、役牌のみ1000点ですが、ノーテン罰符の1500点の加点も出来ず、逆に2000点の失点。
でもまだ攻めます!!ここまできたら最後まで攻めとおす覚悟です!!!
ただし、このあたりからパンチを食らいすぎて、状況を思い出すことが出来ません・・・。
4回目のラスで△23.3、順位点含め△53.3。
これで4戦全ラスという、北海道リーグ始まって以来の大失点△214.7という記録を
叩き出し、トータル成績でも最下位となってしまいました。
さて、書いて一発目の自戦記が『大失態の巻』みたいなものになってしまいましたが、次節はこうならないように、頑張ります。
(文:松本亮一)
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