前回の第1節が終わってみれば、降級圏内の総合18位でした。
その結果を踏まえ、第2節では少しでも加点をしておきたい気持ちで挑んだ第2節です。
ですが今回も苦しい局面ばかりでした。
それではよろしくお願いします。
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1回戦
木村(翼)、松本、植木、伊藤(聖)の並びでスタート。
東1局、木村(翼)の親が植木の400/700で流れ、迎えた東2局の私の親番。
8巡目で下記牌姿。
ツモ
とりあえず、役有りの仮聴を取るため打としたところ、植木のヤミ聴純チャン
の6400に放銃。
場にが3枚飛んでおり、比較的安全と思っていた牌での放銃であったことと点棒的
にもラス目になったことにより早くも焦りが出始める。
南3局2本場 ドラ 9巡目
ツモ
下家の伊藤(聖)がピンズのホンイツが濃厚な捨牌であったところに、急所のが埋る
かなり手応えのあるツモ。
ここで待ち選択だがドラ受けを残すノベタンも一瞬よぎったが、全体的にソーズが安い河で
あったため、打の待ちとし自信満々でリーチを打つ。
しかし親の伊藤(聖)が高目一通のを引きアガリ4000は4200オールと、自信のあった
ソーズ待ちも通用せず。
オーラス、ドラでもらった配牌が以下。
ツモ
ドラが3枚あり打点は十分であるがが重なった時点で、役的にも縦横の伸び的にも中途半端
な形になってしまい、どうにもさばくことができず。
結局、木村の500/1000で終了。
1回戦は△47.2pのラスとなった。
2回戦
松本、植木、伊藤(聖)、木村(翼)の並びでスタート。
東1局は伊藤(聖)の1000、東2局は植木の1300という小さなアガリが2局続いた。
そして東3局、下記牌姿のとおりドラの東を鳴いたのだが流局。
ポン
東3局1本場は木村(翼)の500/1000は600/1100のアガりで、まさに小場の展開となる。
その後、南場の親でチートイドラ2の場に1枚切れのでリーチは打つもアガれず、1人テンパイ
の3000点の加点で精一杯の状態。
そして迎えたオーラス、持ち点が31,000点。
トップ目の木村(翼)が32,600点、2着目の植木が32,000点という、何かアガればトップが見える状況で
もらった配牌が以下。
南4局2本場 ドラ
ツモ
諦めるわけにはいかないので、最低でもテンパイすることを目標に打ち始める。
しかし、植木に簡単に満貫をツモられ3着のまま△11.2pで終了。
3回戦
松本、伊藤(聖)、植木、木村(翼)の並びで2回戦と同じく起家スタートとなる。
するといきなり木村(翼)の2000/4000が炸裂し、親被りで早くもラス目に。
だが、少しずつではあるが手牌にまとまりが出てきた感じもあった。
東3局1本場で1100/2100をツモ、南3局でも1000/2000をツモるなど、加点が出来ようになってきた。
オーラス、植木が1人で約50,000点の点棒を持ち、続いて2着目が私の27,200点でありトップを狙うのはほぼ不可能に近い。
よってここは2着目死守がお題となる。
軽い手が入ってくれることを願いつつ、もらった配牌が以下である。
ツモ
第1ツモで役牌が重なったが、他が愚形だらけでとても勝負にはなりそうもない。
そうは言っても黙っているわけにもいかないのでを1鳴きし、戦う姿勢を見せる。
すると植木が1000/2000をツモってくれて、他力ではあるがお題をクリアすることが出来た。
3回戦は2着のプラス6.2pで終了。
4回戦
1回戦目からラス→3着→2着と少しずつ良くなってきているため、最後はトップで締めくくりたい気持ちで挑んだ4回戦目。
松本、木村(翼)、伊藤(聖)、植木の並びでまたまた起家スタート。
東1局は私の1人テンパイで流局し、続く1本場。
東1局1本場 ドラ
ツモ チー
伊藤(聖)が、と仕掛けておりがまだ1枚も見えていない状況であったため、スピードを意識して渋々をチーしたところ、その次巡に3枚目のドラをツモった時の牌姿である。
やはり状態が上向いてきたのか伊藤(聖)からすぐに8ソーが飛び出し、簡単に12000を加点することが出来た。
だがこれだけではトップをとれるわけなどない。
オーラスを迎えてみればトップ目が私の44,300点、2着目が植木の40,500点、3着目が木村(翼)の33,700点という点差に加え、4本場+供託が4本もあり、トップ目にとっては全くありがたくない状況である。
南4局4本場 供託4本 ドラ
巡目は既に中盤を過ぎ、植木、木村(翼)のどちらかにヤミ聴が入っていそうな雰囲気である。
それでもこの手で押すしかない。
1摸1打が本当に苦しい。
何とかをツモることができ、待望のトップ(+48.2p)で第2節を終了することができた。
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何度も経験はしていますが、簡単に取れるトップはありませんね。
今回の総合ポイントは△4.0pでした。
何とか総合順位で17位と降級圏から1歩だけ抜けたことになりますが、全く安心できません。
次節こそプラスのポイントで終われるようもっともっと気を引き締めていきたいと思います。
なお、次節の自戦記については伊藤(奏)さんが記載してくれますので、私は1回お休みです。
しかし、伊藤(奏)さんと同卓なので少しでも印象に残るような打ち方が出来よう頑張ります。
(文:松本亮一)