残すところ、今回の第4節と次回最終となる第5節の2回となりました。
第1節こそプラスのポイントで終えましたが、悪夢の第2節、そして前節でも小さい
ながらマイナスの上積みをし、トータル△187.1ポイントで迎えた第4節。
ここで少し大きめのポイントをたたいておかないと、最終節を迎える前に降級点が
ほぼ確定してしまう、かなりプレッシャーがかかる対局でした。
それではよろしくお願いします。
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今回の対局はC1の岩崎 真、前田 和也、C2の中村 亮による4人打ちとなります。
1回戦
前田、松本、中村、岩崎の並びでスタートです。
東1局、中村の2000/4000が炸裂。
続く東2局の親番で下記の通り、メンタンピン高め三色で先制リーチを打ちました。
しかし、リーチ直後に岩崎が打った中が中村のダマ聴(中のみ)1300につかまり
一度もツモらせてもらえず次局へ。
東3局、中村が前田より5800を直撃し、迎えた東3局1本場。
私の配牌はトイツが3つとペンチャンが2つであとバラバラという全く勝負にならない
ような手配であったため、チートイ、チャンタ、国士あたりを狙いつつ、ほぼオリの
局面を想定して進めていました。
しかし6巡目でチートイのイーシャンテンとなったため、少々アガりを意識し始めました。
そして8巡目に持ってきたのが。
6巡目に対面の岩崎がを切っているのを含め、場に2枚出ている。
これをツモ切りすると、中村から『ロン』の声が・・・
嵌張の三色+タンヤオとドラの親満にささりました。
とても不思議なことなのですが、私の東2局のリーチの手牌にそっくりだったのが印象的でした。
オーラス、ダンラスの状態から1300/2600をツモアガり、何とかノーホーラは回避できましたが
△62.0pと、またしても大きなマイナスの上乗せとなりました。
2回戦
前田、岩崎、松本、中村の並びでスタート。
東2局、有効牌を続々引き入れ、下記でリーチを打ちました。
ドラなし
3巡後、前田の仕掛けから流れてきたをツモアガり、願いを込めて裏ドラを開ける。
『1枚でいいから乗ってくれ!』
願いは届かず、2000/4000でした。
このアガりで一瞬トップ目に立ったものの、南2局に中村のメンタンピン一発ツモドラ1裏1の
3000/6000などで軽くひっくり返され、気付けば25,100持ちの3着となりました。
3回戦
いよいよ『お尻に火がついた』状態となった3回戦目、起家スタートとなりました。
※並びは松本、前田、岩崎、中村。
もう悠長なことは言ってられません。
とにかく先手をとることを最優先として打ちました。
東1局 リーのみ2000点を岩崎から、続く1本場、またしてもリーのみだったが、運よくツモれて
かつ裏ドラも1個乗り2100オールをゲット。何とかアガりをものにする。
東1局2本場は私の1人テンパイでさらに3000点を加点。
東1局3本場、今度は中村の1人テンパイで流局で親移動、東2局4本場は親の前田と私の2人テンパイで
またも流局というアガり無い地味な展開に。
そして問題の東2局5本場でのこと。
まず中村から先制のリーチが入ります。続いて親の前田から發の仕掛けが入り、テンパイ濃厚です。
中盤に差し掛かったころ、私の手配はチートイのイーシャンテンです。
余剰牌は無スジの中張牌2枚と白。
ここで『勝ちたい』という欲が出てしまい、少しでも粘りたい気持ちでいました。
中村は1、2巡目で南を対子落としをしています。これで字牌のシャンポン待ちは無さそうと読む。
次に前田ですが、發を仕掛けているが、その前に中が切られている。よってこちらも白待ちでは
無さそうだと読み、また、岩崎もリーチの現物を手出しで打ってきており、テンパイ気配はない。
なので生牌だとしても白は通りそうだったので打白としたところ、岩崎から『ロン』の声が。
チートイドラ2の6400は7900の放銃です。
結局、私の読みなどは全く通用しません・・・
オーラス、トップ目の前田が34,300点、2着目の私が31,000点のその差3,300点という状況です。
また3着目の岩崎が30,700点、ラス親の中村も24,000点とかなりな僅差でした。
12巡目で下記の牌姿。
ドラ
一通となるは既に場に4枚で出ています。
またこの巡目までまともな有効牌はほとんど引いてません。
このままではテンパイすら厳しいと思い、上記からをポンし辺のテンパイを入れました。
すると、なんということでしょう、次巡ツモってきたのがです。
牌をツモったまま、しばし固まってしまいました。
500/1000でアガるべきか、それともどうせ順位が変わらないのであれば、リスク覚悟で
流局狙いでアガらずか・・・。
結局、僅差の状況に気持ちが負けてしまい、そのままツモを宣言しました。
3回戦は+13.0pで終了です。
4回戦
松本、岩崎、中村、前田の並びでスタート。
3回戦の結果を持って今節の降級点が確定したようなもので、後は反省ばかりが頭をよぎります。
南2局、親の岩崎からリーチを受けたときの牌姿。
ドラ
岩崎の捨牌が三→四の順で切られ、四がリーチ宣言牌です。
そこに上家の前田から四が出ました。
一瞬鳴きを入れることも考えましたが、鳴いて嵌三萬で勝負したとしても、勝ち目は薄いと思い
をスルー。だと喜んで鳴いたのですが・・・
すると岩崎が一発で高め三色の五をツモり6000オールのアガり。
ここは鳴いて一発を消しつつ、少しでも戦う姿勢を出すべきだったと反省しました。
4回戦は何とか2着で+11.9pで、本日の対局が終了しました。
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最終第5節を待たずに、ほぼ降級点が確定していまいました。
とはいえ最後まで諦めずに全力で次節も戦いますが、自分の未熟さが本当に情けないです。
まだまだ日々の努力が足りていないことを痛烈に感じます。
もっともっと頑張って、皆に追いつけるようになりたいです。
(文責 松本亮一)