コラム・観戦記

【39期後期関西C2リーグ第1節自戦記】今村順平

いよいよ第39期関西リーグ開幕となりました!
去年目出度く昇級しましたので今年はC2リーグです!
今期のC2リーグは8人中、昇級なし、下位2名降級となっています。
ポイントプラスなら降級はなさそうなので「大負けをしない打ち方」にバランスをシフトしつつ、期首順位を高める為に少しでも上の順位を目指すという感じでいく予定です!
また組み合わせですが、第1節と最終節はC2リーガー同士で同卓しますが、2~4節はC2とC3ごちゃまぜで行う事になります。
まだ関西リーグの人数が少ないゆえの特殊なシステムとなりますが、別リーグの選手には甘くうったりなど普段とは違うかけひきもあるので、これはこれで面白そうかなと思っています!
では第1節の自戦記いきます!

1回戦

起家から分銅、佐々木、今村、中村
開幕は佐々木が仕掛けて1000点をあがり静かな立ち上がり
東2局は早い段階でドラドラのピンフイーシャンテンになり鼻息荒くツモ切っていたら分銅からリーチ。
2枚程無筋をおして、次が1級危険牌だったら降りようくらいに思っていたあたりで分銅がツモ。メンタンピンツモ三色じゃない方オモウラの3000-6000。
うーん、早さも高さも追いつけない。まぁ掴まないだけ、親っかぶりじゃないだけよしとしよう…

今期の初あがりは東3局の親番
 ドラ

 

で終盤にリーチして中村のリーチ宣言牌を打ち取り4800

南3局の親番でも
メンピンツモ一盃口の方をあがり追い上げるも、分銅が逃げ切り2着スタート。
分銅は前回同卓した時は守備的な印象を受けたが、1回戦の麻雀を見る限りはリスクを冒してでもトップをもぎとる麻雀のようだった。
前回は最終節だったからまた違う打ち方だったのだろうか。

2回戦は1回戦とまったく同じ席順で起家は佐々木

東1局にいきなり手順ミス
 ドラ

 

ここから打

あたりの選択になるとは思うが、はそれらに比べて明らかに劣る。
その後のツモは嘲笑うかのようにトイツにより、13巡目にチートイツのドラ単騎テンパイ。
そしてこの時親リーチをうけているのだが、イーシャンテン時にドラをうたれている。
あのドラを捉えてなきゃいけないんだよなぁ…
結果、流局。親はメンホンテンパイだっただけにリーチでもドラはでたかもしれない。悔いの残る一局だ。

また次局も、分銅がリャンメンチーしてドラの切り。
数巡後、ツモってドラ3の満貫ってあがりをするのですが、を誰も合わせないのに分銅がドラアンコという可能性を全く考えずノーケアでしょうもない手から無筋を切っていってしまっていた。
2局とも明らかに実戦不足からくるミス。4月から麻雀生活の中心になるのでこういったミスも減らしていかなければと思っています!

東4局に反撃開始
  ドラ

 

多少遅くはなるがある程度の打点は欲しい事、裏目ひいてもマンズで雀頭はなんとかなるかという事で打
すぐに狙い通りドラをひき打 
 のポンが入りが2枚切れになった所でツモ、打

枚数は少ないが場況的には残りは全然OK、とはいえもう一枚切れちゃうとさすがにきついので早くてんぱれ!と念じながらツモるとまさかの
これをリーチ一発でつもり裏はなかったものの2000-4000

このあがりで中村以外の3人が超僅差になり32000点くらい持ちの2着目で迎えた南3局
配牌で役牌の北のトイツがあり、いつでも鳴くよー!と身構えていたが、全然でないまま6巡目面前テンパイ
 にツモ

 

供託一本ある事だしダマで北を狙ったり手代わりを待ったりの戦略もあるかもだがリーチを選択。思考の放棄!
するも分銅に数巡後ピンフのみをつもられてかわされ。

オーラスの点棒状況は
分銅36000、今村31000、佐々木30000、中村23000
こんな感じ。
この局はまさかの佐々木→分銅→中村の順に3件リーチ。
僕もすぐに高め一通のピンフで追いつくもテンパイ打牌が全員に無筋の為苦汁の中抜き。
分銅→中村に5200という奇跡を妄想しつつ降りるも結果は分銅が1000オールツモ。

二本場も分銅があがり迎えた三本場はアガリ2着、ハネツモトップ
配牌でがアンコだった為、さっさと鳴いてあがろうと思っていたがまたもや何もでないまま面前でテンパイ
 ドラ

 

ツモ裏か直裏でトップなのでリーチしてみましたが、ダマにしておいてドラひいたらリーチがバランスよさそうかなと思いました!
結果、ドラを押した佐々木がすぐにピンフのみをあがり3着で終了。

3回戦

あがったのは多分1回のみ
  ツモ ドラ

 

共に3枚切れ、が2枚切れ
ラス前14巡目、2本場供託1本、多分マンズは誰も使っていない
は万が一金田一で使われてるかもしれないが、切りリーチだとを止められる恐れがあるのでペンリーチ
これを分銅からあがり佐々木-今村-分銅-中村の順で終了。
おわった時は「2連勝の分銅をなんとか3着に抑える事ができた」とか思っていたのですが、よく考えたら昇級がない以上、上位者を沈める事よりも下位者を沈めたままにしとく事の方が大事なんですね。
「上位に甘く、下位に厳しく」まるで格差社会の縮図のようだ
まぁ、まだ第1節、このへんはおまけ程度に考えてまずは自分の+を積み上げていく事を最優先なんですけどね!

4回戦

この半荘も引き続きまったく手がはいらなかったが、展開がよく沈みの2着で終了。
3回戦まで終始地味だった中村がうっぷんをはらすかの如くよくあがり、中村-今村-分銅-佐々木の並び

こんな感じで2322で+14.1ポイント、8人中3位で第1節終了しました!
麻雀に関してはミスもそこそこあったけど及第点、しかし山の牌をうっかりこぼしてしまうという行為を数回やってしまいました。
次節以降、いい麻雀をうつ事はもちろんですが、こういった所作にも十二分に気をつけて挑みたいと思います!

 

 というわけでそんな第2節は4/13(日)難波マーチャオにて!
また前日の土曜日には同会場で13時より發王位連覇の佐藤聖誠Aリーガーをゲストに招き、2014年度関西オープン第1節&勉強会を開催します! みなさんの参加及び観戦お待ちしています!(参加受付や質問はheatme40@hotmail.comまでおねがいします)
それでは今年も最高位戦関西本部並びに今村順平をよろしくお願いします!

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