コラム・観戦記

【38期後期関西リーグ第3節自戦記】今村順平

第3節、自戦記の前に簡単に自己紹介でもしてみようかな!
今村順平、34歳、独身、麻雀歴は気付けばもう13年か。
麻雀以外の趣味としては漫画(特にジャンプは20年以上1号も欠かさずかっています)ゲーム(今はとにかくドラクエ10!)音楽(吉井和哉さんが好きですが、Perfume・ももクロなどのアイドル系も好きです!なのでカラオケも好きです!)と後アニメが好きだったらオタク四天王完成じゃないですかみたいな、少年の心を忘れない素敵なおっさんとなっています。
この「麻雀・ジャンプ・ドラクエ10・吉井さんとPerfume」は現状順平さんの4本柱となっていまして、一晩中でも語り明かせる自信がありますのでお近づきの際はよろしくおねがいします!
麻雀の雀風は個人的にはバランスよくを重視していますが、ブランクの間に少し面前・高打点に寄ってしまっている感があるので少しずつ修正していきたいなと思っている感じです。
それでは第3節の自戦記いってみたいと思います!

一回戦

起家から順に
今村・康村・安房・中村

東1局、中村がいきなり中張牌ばらぎり
とりあえず圧でもかけとくかと2巡目のをチーしてみる

チー
手牌
ドラ

ホンイツ本線だったけどすぐダブ東がアンコになりこのシャンテン

  チー

マンズは場に安いためソーズさえ処理できればあがれそう。
結局終盤にツモ→打、ツモでテンパイ(うっかりツモがあるので単騎)でそのまま流局
なのだが打の次巡に西家安房が打、でテンパイ形は地獄發単騎のチートイドラドラ
リスクを恐れずにメリットを最大限に追求するこの手の相手と打つ時は「軽い仕掛け・愚形リーチを減らし、好形高打点を増やす事」
そして中村についてはチー以降絞り気味にうっていたので初めから捨て局だった感じか。
捨て局を作られるとリーチ・仕掛けへの放銃があまり期待できなくなると同時に、手牌読み山読みの精度が下がります。
康村についてはまだ保留だが今日の麻雀は一人麻雀的な意識を強めに持った方がよさそうだなというのがこの時点での考え。

一本場は中村がリーチであっさりハネマンツモ、もうラス目かよ

そのままノーテンバップをもらったり横移動眺めたりしながら迎えた東4局
ここまで全く存在感がなかった康村からリーチ
しかしこちらもそこそこの勝負手

 ドラ

が2枚切れなのが少しきにくわないがはかなりよさそう。
ここにリーチ一発目のツモが
宣言牌が、ドラがという事を考えると危険度はそう高くない。
しかしそれは相手がセオリー通りうっての事、現状そこまで信頼できる材料は足りていない。一発目だしドラ跨ぎだし振った場合の打点も高そう。
幸いマンズは自分ではしか切っていないため、現物の打
マンズ伸びれば白落として追いつければいいな…と思ってたら次のツモがまさかの
某チェーン店ならめっちゃ悩ましいけどここはもう迷わずリッチ!
数巡後つかんでメンタンピン裏で8000放銃
カンしておりるわ!

南1局、この親番流れたらきついって感じだったが運よく役牌ホンイツトイトイ12000をあがれる。
多分最終形はほとんどの人が同じになりそうだがイーシャンテンので西家が切ってると南家が切ってるの打牌選択をノータイムで行えたあたりはカンが戻ってきた証か。

これで2着争い、あわよくばトップまでという位置に戻ってきたが南2局に康村が6000オールをつもり、後は見てるだけで3着終了

二回戦
並びは一回戦とまったくおなじ
東1、東2と中村→安房に8000、1000と連続放銃。
僕の手は2局ともリャンシャンテン、気分がいい展開だ

東4局、またも安房がポン、ポンと仕掛ける
とりあえず捨て牌&雰囲気的にはてんぱってはいなさそう。
ここで僕もテンパイ、6巡目

 ドラ

ソーズの情報は特になし、安房はもってなさそうってくらい
ともに場0、中は表示牌に出ているのみ。
普通は切りダマで、何もおこらなかったらリーチ、切らない事もあるかなって感じか
しかしこの時の僕の選択はリーチ!
安房の仕掛けは遠い事、最終形がよくない事が多いなという印象だったのと、こちらの待ちもそう悪くないという事で即リーチを選択したが、少し前のめりすぎかつ、人読み的なものをいれすぎだったかもしれないと反省。
結果は白にはお声がかからず数巡後、康村から裏1の2600出上がり。
安房は安牌の手出しが多かったのでやはり遠い仕掛けだったか。

南1局の親番、まずはメンピン一発ツモの2600オールでトップに迫る。
しかし一本場の配牌が悪い…

  ドラ

悪いというかむごいね!
とりあえず2巡目にポンしてみる!いろいろやろうぜ!
するとするとこれがどうやら亜空間場への入り口だったようで中盤にはこんなシャンテン

 ポン

しかしマンズとドラそばは中村から出る牌ではなく結果全員ノーテンで流局
失点なしで済んだのは配牌から考えたらかなりの好結果だがあそこまでいったならうっかりてんぱったり間違ってあがれてほしかったなぁ

このまま大きな点棒移動はなくオーラスを迎える
トップの安房と5600点差の2着目

6巡目テンパイ

 ドラ

1000-2000ツモや2600直がOKだったりマンガンツモ条件だったりしたら即リーだっただろう。
しかし1300-2600条件のこの点棒状況のみテンパイとらず!マンズの好形も後押し!
結果とひきリーチ!し僥倖の一発ツモ裏1でトップ奪取!
気持ちいい!
というかこれリーグ戦初ハネマン以上じゃない?

3回戦
起家から順に安房、中村、今村、康村

南3の親番で5800をあがったくらいで後は完全座ってるだけ。
俺が作った流れはどこへいった!
まぁでもオーラスを迎えて2着目、3着の清水と3700点差、トップとは9200点差
マンガンツモか1000点かオリか…って感じで手牌も悪くあんまりやるきなし

  ドラ

チャンタ?一通?役牌って感じで保留の打とうったのだがこれが敗因に

この後、手が進んで

となります。つまり切ってなかったら高め一通のテンパイ。まぁリーチしてますよね。
次巡ドラの中をつもって2切り、そこに中村からリーチ!
僕の一発目のツモは
リーチの捨て牌はマンズバラ切り、ソーズ0枚、メンホンまでありそう。しかし宣言牌は、染まりきらずのまたぎも全然ある。
ノーチャンスの1くらいいってもいいかと思ったがハネマンをうつとラスまである…
というかそーゆー読み以前に残り2巡、親がトップ目、ノーテンでも2着となるとマンズ抜くしかない。
抜くマンズは一番一発消しをしてくれそうな
目論見通り康村がチー、しかし食い流れた牌で中村がツモ!ツモあがり牌は
開かれた手牌ぱっと見てピンズ面子の存在とドラの不在を確認して、あれ?ひょっとして助かった?と思ったけどよく見たらサンアンコーでまくられ!
つもられたのは結果論とはいえかなり悔いの残る1局となりました。

4回戦

並びは康村、今村、中村、安房
このハンチャンはとても悩ましいものが沢山

その①

東4局、23000点持ちくらいのラス目の西家
南家安房のリーチを受けて

 ドラ

現物は7s一枚のみだったと思う。
とした後、ツモアンカンしリンシャンから、打で2600放縦
先制受けた以上はカンせずに打がよかったかな。こーゆーのは後がない最終節とかだけにしよう!

その②

南1局20000持ちくらいのラス目

 ドラ

9巡目、点棒状況がテンパイをとらせてくれない…打
次巡ツモ、ドラ跨ぎで残すの怖いところな上にを切ってしまっている。しかしが2枚切れになってしまっているので打どれひいてもリーチや!
、上からでるとスルー、今から思えば2枚目のはポンだったなー
結局ツモでリーチ。
駄目な手牌程、自信ありげにリーチするのがセオリーですがさすがにこれはちょっと声ちっちゃかったと思うw
そしてすぐさま中村からおっかけリーチ!
ヤメテクダサイシンデシマイマス
プルプル震えながらも無事流局、おっかけリーチはの高めメンタンピン三色ドラ1でした!危なかった…

その③

南3局21000点持ちくらいのラス目
3着との差が5800、2着とは7100。できればこの局で一人はかわしておきたい所。

 ドラ

9巡目、ここに超しょんぼりのツモ
全て0枚切れ(表示牌に一枚)
このままリーチだと、ツモかトップ目以外からの直撃+裏ならとりあえず3着目にはなるがそれ以外ではラスのまま
他家の進行もそう早くなさそうなのでダマを選択してみる。
2巡後、親の中村が2sツモ切り、これをあがらずにツモ切りリーチ!
巡目的に手代わり待つのもギリギリで、河自体は強いので一発放銃もひょっとしたらあるかも?という狙いだったが、ドラが見えていない以上リスキーな選択だったかもしれない。
結果中村に1フーロされ押し返されるも(後で聞いた所ドラドラだったらしい)終盤にツモって裏はなし。

その④

南4局23000持ちくらいのラス目、ラス目ラス目いい飽きたわ!
3着と2400点差、2着の親と3700点差、トップとは15900点差
とにかくリーチか高そうな仕掛けを入れてマンチョク条件が残るトップ目をおろして、その間にそれなりの手をあがれればなぁという感じ。
ドラは、いいドラだ
でも持ってないので手なりに進め、8巡目テンパイ

 ドラ

が共に一枚切れ、は0枚
は残り1枚だが山にはいそう、後ひっかけなども含めこぼれるのはだろう。しかし2枚差はでかい。
ちなみにあがり牌や受け入れの差を比べる時に~枚差という表現をよく使いますが、これ差をわかりやすくするには~枚差じゃなく~倍差ってやる方がいいと思います。
今回の例だと2倍差ですね。100枚対98枚も4枚対2枚も同じ2枚差ですからね。
と色々考えた結果、切りリーチ!
するも中村が一枚も押す事なくチートイツをツモあがり、ラスで終了。
ちなみに立会人のまさしに聞いたら500-1000オッケーなんだったら点差的にもう1局あるかもだしダマにしそうとの事。その発想はなかった!

 

こんな感じで第3節結果は3134で-13.2Pでトータル+0.2P、順位も22人中10位ととても地味な感じになっております!
しかし第4節は現在トータルトップの島田、第5節では上位陣の分銅、楠橋、栃谷と当たるので派手に暴れてこようと思います!(第4節の結果次第では地味に過ごします)
そんな第4節は
11/10 京都マーチャオエース
第5節は
11/24 難波マーチャオγ
にて共に12時開始!
観戦自由となっていますのでよろしくお願いします!

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