みなさん、こんにちは。
第36期B1リーグ第7節の自戦記を担当します、32期後期入会の齋藤 敬輔です。
よろしくお願いします!
この日の対戦相手は清原、浅埜、中嶋。
まず、結果から先に書くと、4半荘それぞれの着順が2・3・3・1で、ポイントは+21.6pでした。
トータルは-94.6pで現在12位です。
去年B2リーグから昇級して、今期初参戦となるB1リーグ、中々厳しい戦いが続いてます。
B1を7節まで終えてまず感じたのは、今までよりも競った局面が多くなり、そういった局面で着順を上げることが難しいという事。
過去の戦いでは、劣勢に立たされても何とか挽回出来た事があったが、今期は挽回できずズルズルと行ってしまうことが多いです。
しかし今節は、しっかりと着順取りが出来たのでプラスで終えることができました。
さっそく、印象に残った局について書いていきます。
まずは、1回戦。
オーラス3着目で、親番を迎えます。
点差はトップ目から7700点-100点-私-8000点でした。
平場はタンヤオのみを2着目からダマで出あがり。
点差は5700-私-3900-10000となり、2着目に浮上しました。
1本場では 6巡目に
この手を先制リーチするも、一人テンパイで流局。
点差は2700-私-6900-13000と変わり、割と2着にはなれそう。
放銃はしないことを第一に考えながら臨んだ2本場でも好手が入る。
しかしこれも和了には至らず、3着目との2軒テンパイで流局。
3着目はハイテイツモならマンガンのテンパイを組んでいてドキッとした。
途中から私に対応して回っているように見えたのに・・・。
ともあれこれで点差は、私-300-6900-16000となり、ようやくトップ目に!
続く3本場も牌姿が良い。2巡目に以下の形が、
6巡目に両面テンパイとなり、リーチ!
しかし、一発目に持ってきたでトップ目に放銃となり、結局2着。
終わってすぐの心境は、今日もうまくいかないなぁー。まぁでも、厳しいオーラスの争いから2着になれたから良しとするかといった感じ。
続く2回戦は上下に分かれた展開で、3着目と3000点差のラス目で向かえたオーラス。
これを10巡目に先制リーチ。
ドラは無いので3着に浮上するには直撃以外は裏条件。
出来ればツモりたいが、どこから出ても裏期待でアガるつもりでいました。
すると3着目もここが勝負所と見て追っかけリーチ。
これでどこからでも出アガりOKになります!
トップと2着目は100点差で競っていて、二人とも苦しそう。
終盤、トップ目が大長考の末、仕掛ける。食い下がってきたのがアガり牌の。
しかも裏ドラが!なんともうれしい満貫のアガりとなりました。
トップ目はテンパイからテンパイの仕掛けだそうで、鳴かずの選択も十分にあっただけに、これにはかなり助けられました。
3半荘目は、これまたラス目で迎えます。トホホ・・・
ラス前で満貫を親被り、3着目と10300点差でした。
平場でどーしたものかと思っているうちに親が1500をアガってくれたので、次局
1本場は満貫ツモで着順アップ。
俄然やる気が出る中、取った配牌がこれ。
ドラ
どうやって満貫にするかなと、手牌を進めていくと、
6巡目には
ツモ
と、なんとも簡単に条件を満たす手になりました。
これならダマでツモか、3着目から出アガりで着順アップです!
次巡、3着目の上家がマンズの上を仕掛けます。
その瞬間場況や手牌構成的にピンズの上が出てくるなと思ったのです。
とか打たれたらが固まってしまってそうで、イヤだなと思っていたら、スッとが出てきてロン!
ホッとしたあの一瞬の感覚は忘れられません!
この日、2・3・3と来て、最終半荘なんとか浮きたいなと思うのが、人情です。
この日初めてとも言える簡単な満貫をツモり、トップ目でラス前を迎えます。
2着目が親で10000点差くらい。
8巡目にこの手をテンパイ。
ドラ
場況はピンズが高く、ソーズがちょっと高く、マンズが安いといった感じで、関連牌はが1枚だけ出ていました。
私は切りリーチとしました。
理由は、
①親に自由にやられるのがイヤだ。
②私がドラを2枚持っていて、他の高い手とぶつかりづらい。
③仮にぶつかったとしても、待ちは悪くない。
といった所。
結果はというと、みんなが回ってくれて一人旅。
終盤一番嬉しいをツモり、跳満のツモアガり!!
オーラスは散家に満貫を放銃するも、久しぶりのトップを取りこの日を締めくくることができました。
―36期B1リーグ第7節終了時結果
1 中嶋 龍太 216.1
2 浅野 剛 181.6
3 山口 まや 155.8
4 谷口 竜 136.8
5 山内 雄史 103.4
6 清原 大 100.1
7 嶋村 俊幸 63.4
8 新井 啓文 52.2
9 浅埜 一朗 -4.5
10 坂本 大志 -10.8
11 冨澤 直貴 -22.1
12 齋藤 敬輔 -94.6
13 武中 真 -169.6
14 篠原 健治 -195.0
15 中村 英樹 -251.8
16 いわま すみえ -318.0
今日みたいに手数が少ない時でも、着順を拾えると楽なんだけどなぁ。
まぁ何度もそんな楽はできるものじゃ無いと思って、あと5節、自分らしく攻撃的な麻雀を打ち、昇級目指して頑張ります!
文責:齋藤 敬輔(文中敬称略)