コラム・観戦記

35期C2赤組第1節新人レポート

最高位戦日本プロ麻雀協会ホームページをご覧のみなさま♪
はじめまして、35期新人の浅見真紀です。
 
麻雀を始めて5年、メンバーとして働いて3年、最高位戦に入って2ヶ月です。
普段は西千葉の「よこずきはうす」というお店で働いています!
 
 
普通に大学に通い、普通に大学院に進学し、普通に就職をする人生だと思っていたのですが、
いま、最高位戦の一員として毎日麻雀をしています。
今年の3月に某国立大学の大学院を修了し、内定を頂いていた就職先を断り、
いま、毎日麻雀をしています。
人生って、どうなるかわからないものなんですね。
学歴なんかにとらわれず、自分のやりたいことをとことんやってみる!!!
そんな感じです。
 
 
というわけで、去る4月3日土曜日に最高位戦C2リーグ第一節が行われました。
当たり前ですが、始めてのリーグ戦です。
リーグ戦のシステムや、雰囲気など何もわからないまま臨んだのですが、
やはり、緊張しすぎて落ち着かず、麻雀もちゃんと打たねば!と思えば思うほどぎこちなくなってしまいました。
同卓させていただいたのは、
 
有賀 一宏選手
中野 慎也選手
斉藤 まゆら選手
 
の3名。
 
1回戦目から、みなさんのオーラを感じ、押しつぶされそうになりました。
特に有賀選手・中野選手と、私のような新人とでは経験値が違いすぎます。
しかし気持ちで負けてしまっては麻雀で勝てるはずがない!と自分を奮い立たせるしかありませんでした。。
1回戦の東場では、ただただツモられて点棒を支払うだけの、お地蔵さんになってしまいました。
前日まで、メンバーの仕事で赤入りの麻雀を毎日打っていたため、赤なし麻雀の押し引きがわからなかった、というのは理由でもあり、ただの言い訳でもあります。
そこで考えを変えてみました。東場の最中に。
普段なら、オリにまわってしまうイーシャンテンも、リーグ戦では押すべきなんではないかと。
だって、他家のリーチには赤がはいっていないから、安いんじゃないかと。
(↑思い込むことでどうにかしようとしている私。)
南場の親(オーラス)でようやく小アガリができるようになり、必死になるも、結果は3着。
しかし31400点持ちの3着だったので、これはこれで良しとしました。
 
2回戦目からは多少、場の空気に慣れ、休憩を挟んだことで少しリラックスができたかなと思います。
そのリラックスが仇となり、リーグ戦真っ最中にサイドテーブルからペットボトルの水をひっくり返すというあり得ないミスをしてしまいました。
とっさに自分のタオルで床をふきましたが、その間はもちろん同卓者のみなさんは私が卓に戻るのを待っている訳です。
「すいません!ごめんなさい!!」とパニクる私に、
「水だから大丈夫です。卓に戻ってください」と冷静な会場係さま。。
いや本当に、あの時はみなさんにご迷惑をおかけしました…。
すみませんでした。
 
でも今思えば、あの事件で吹っ切れたように思います。
普段どおりに打とう、と思えました。
押す手はギリギリまで押して、ダメな手はきちんとオリて…と冷静になれました。
 
2回戦は29000点持ちの2着
3回戦は62800点持ちの1着
 
と、続けざまに連対でき、気持ちも落ち着きました。
3回戦、持ち点60000点前後(きちんと覚えていないんですが。。)からこんな手がはいりました


 
ドラもなく、この時点で 9巡目くらいまで進んでおり、索子の安い場です。
ここからのトイツ落としをし、


 
となったのがこの3巡後です。
を切り、をツモり(!)、索子が安い!よし、リーチ!!
…リーチをする必要はなかったんじゃ…とすぐ後に思ったんですが、
この3色を作れた局は、とっても思い出に残っています。(まぁ巡目とかあいまいなんですが…)
 
 
4回戦は42300点持ちの2着
という結果で、リーグ戦第1節を終了しました!
終わったとたん、どっと疲れが体を襲いました。
普段、4半荘打った後の疲労とはとても比べ物にならないものでした。
 
始めてのリーグ戦で、緊張はもちろん、ミスをしてはいけないというプレッシャー等で常に気をはりつめていたのかもしれません。
第2節以降では、もっとリラックスして、落ち着いた麻雀を打てればいいなと思っています。
きっと私は今後もずっと緊張しっぱなしなんだろうなぁとは思うのですが。。
 
 
せっかくこの第1節でプラスの結果を出せたので、次回もいい麻雀を打ちたいです。
この結果に驕らず、貪欲に上を目指すことが新人の私には大事かなぁと思うのです。
そのために、今も毎日麻雀づくし・勉強づくしな私です。
麻雀で悔し涙をながせる間は、いくらでも成長できると信じて、リーグ昇級できるようにがんばります!!
 
 
 
麻雀店で働いていると、女であることで得をすることはもちろんあります。
しかし一方で損をしたり、悲しくなったりすることもよくあります。
女だろうと、いい麻雀を打って、結果を出して、それが認められたらいいのに…とずっと思っていました。
私はそんなプロになりたいと思っています。
私の打つ、一打一打を、プロの方や麻雀好きな一般の方に認められるように、もっともっと勉強したいと思ってます!
 
長くなりましたが、今後とも、
浅見真紀【アサミマキ】
をなにとぞ、よろしくお願いいたします!
 
 
PS
あ、割とどうでもいい話やら、実戦中にあって迷ってしまった何切るやらを
載せたブログをやっていますので、もしよろしかったら見に来てください☆
 
http://ameblo.jp/makimakinncho/
まきまきぶろぐ☆

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