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【C2リーグ最終節昇級者レポート!!】

6月9日(土)、C2リーグ最終節が終了し、8名の昇級者が決定しました。

ご存知の通り最高位戦はB2リーグから通年12節のリーグとなります。そのため後期C1リーグでB2への昇級の可能性を残すことは非常に重要となってきます。仮に後期C2リーグ以下だと、B2リーグへの所属が早くとも2期後になるからです。昇級すれば来年からB2リーグで出来る可能性が生まれる、そんな前期C2リーグの昇級争いは大変熾烈なもの。

今期は第1節から大荒れの展開となり、序盤から上位陣と下位陣が大きく抜け出してしまいました。そのため最終節開始時点で、昇級ボーダーには7名が30ポイント差ほどでひしめきあい、降級ボーダーも50ポイント程の間に5名がいるという、最後まで気が抜けない、最終節の最終半荘最終局まで勝負の行方がわからないものになりました。

そんなギリギリの闘いを制し、見事昇級を決めた8名をご紹介します。

 

1位 須田 春恵 選手 +314.5p
須田選手は1節目を88pプラスとすると第2節、四暗刻単騎などを含めた大爆発。一気に300ポイント近くまでプラスを重ねます。その後も安定した闘いぶりを見せ、堂々の1位昇級を決めました。

 

 

 

2位 竹内 暁彦 選手 +182.7p
48pの10位で迎えた最終節。丁寧な打ちまわしでトップ・2着・トップと来て130ポイントに。最終戦4位さえひかなければほぼ昇級というところで、アガリ倒してダメ押しの57000点トップ。なんとこの日135ポイント叩き見事2位昇級となりました。

 

 

 

3位 須山 いづみ 選手 +171.1p
1節2節と連続して100pオーバーのプラスを重ねた須山選手。最終節こそ95pマイナスしてしまうものの、堂々の3位昇級を決めました。

 

 

 

4位 石﨑 光雄 選手 +169.7p
最終節最もポイントを獲得したのがこの石﨑選手でした。加点できるところできっちりと手を作り加点していきます。1回戦を2着とすると2回戦、大塚選手が6万点オーバーのトップ目に立ちます。ここを自身も5万点の2着とすると、残り2回を連勝し、最終節獲得ポイントは138p。見事C1昇級となりました。

 

 

 

5位 櫻田 由樹 選手 +138.0p
1節・2節で160p持った櫻田選手。以降3節をすべて微マイナスに抑えポイントを守りきりました。大きく沈みそうな局面も何度かありましたが、トップが狙えるところでの攻めは鋭く、随所で見せる爆発力には光るものがありました。

 

 

6位昇級 大関 忍 選手 +122.2p
国士無双を含む怒涛の連帯で2節の時点で260p持った大関選手。ポイントを減らさず最終節を迎え安泰かと思われましたが、まさかの4着・4着・3着・4着で最終節マイナス145.6p。これにはヒヤリとしたところもあったのではないでしょうか。それでも100p以上持っての昇級は圧巻。

 

 

 

7位昇級 日向 藍子 選手 +81.6p
最終節開始時点で+62.8pだった日向選手。十分昇級が狙えるポジションでしたが、大きい4着、ほぼ原点の3着でポイントがほぼ0になってしまいます。後がなくなった日向選手でしたが、これで吹っ切れたか一気に攻めに転じると連勝条件を見事連勝で飾り、嬉しい昇級を決めました。

 

 

 

8位昇級 沖野 立矢 選手 +78.7p
中原選手・竹内選手・沖野選手と3人がボーダー付近での昇級争いとなった卓。前述の通り竹内選手に135p叩かれ竹内台風が吹き荒れますが、沖野選手の圧倒的な見せ場だったのが2回戦。ツモりにツモったりなんと持った点棒は82000点。最終戦は中原選手との着順勝負プラス連帯条件となりましたが、なんとか2着を確保し、8人目の昇級者に滑り込みました。

凄まじい追い足を見せたのは永田選手。第2節、親の四暗刻単騎に放銃してしまうなどで130pマイナスしてしまいます。これを5節最終戦開始時点で±0に戻すと、最終戦はオーラス気合の2600オール・2000オール・4000オールで75000点オーバーのトップ目に。更なる連荘を目指すも最後はあっさりとツモられここまで。終わってみれば4400点足りず昇級を逃してしまいます。もうひとアガリあれば、1枚ウラドラが乗っていれば・・・悔しい結果となってしまいました。

 

C2リーグ最終結果はこちら

 

昇級した選手たちはこれでいよいよB2への階段に手をかけました。
後期C1リーグ、たった3人の昇級枠をかけてまだまだ闘いは続いていきます。
見事連続昇級で来年のBリーガーの切符を手にする選手はこの中から現れるのでしょうか。
今後の彼らの活躍にご期待ください。


後期C1リーグ第1節は7月14日(土)正午より、「柳 勝どき店」にて開催されます。

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