38期Aリーグ第8節
行って参りました。
同卓者は平賀聡彦(2位)、中嶋和正(3位)、金子正輝(4位)、石井一馬(7位)と私(5位)という上位陣直接対決。
今回は1局丸ごと、そのとき感じたことを書いていってみようかと思います。
3回戦 東3局1本場
石井 24600
佐藤 26300
中嶋 41600
平賀 27500
ハイパイ
ツモ ドラ
前局、中嶋に4000オールで抜けだされました。
しかしまだ東場なので、暫定順位は気にせず高打点を作ってぶつけるように打ちます。
がアンコのハイパイをもらったので、リーチツモを目指して打つことが多いです。
仕掛けて1000点、カンチャンのダマテンで1300点はちょっと不満。
ツモ ドラ
1巡目にを切ったら2巡目のツモがでした。
を引いてもフリテンになってしまいますが、フリテンはテンパイまで関係ないので>です。
それよりもを落とした方が形は良いんですけど、西家石井が第1打なのでマンズの上が安くなる可能性があり、後々ののアガリやすさ、鳴きやすさを考慮しては残します。
を切っても良いんですけど、ほのかに567の三色があるのではまだ切りませんでした。
ツモ ドラ
を落としている間にを引いてリャンシャンテンになりました。
マンズが良い感じに安くなってきていて、現状はマンズ待ちになればアガリが拾えそうです。
しかし愚形は愚形。がバタバタ切られてしまうとリカバリーが利きにくく、またソーズも愚形で、ソーズは場に高いのでリーチに踏み切りにくい。
現状、–待ちは場況も良くて形も良い。
ならばを雀頭に固定してしまうのはもったいないのでは切りません。
も切らないとなればかと思いますが、がなくなったときの保険をかけてツモ切り。
リャンシャンテンになってしまいますが、形の悪いところは重ねて雀頭にする構えです。
ツモ ドラ
ドラのを引きました。さらにが1枚切られました。
この段階で、東家中嶋がターツを二つ落としていて一番スピードを感じていました。(とすべて手出し)
中嶋は親番では特に先手重視のリーチを打ってくるので、中嶋リーチの後はが待ちになっていると悪くないなと思っていました。
くっつき候補としてとは受けが被ることと、も持っていてマンズの上もフォローされていることから打。
ツモ ドラ
再びイーシャンテンになりました。
ドラのを切るのが一番手広いですが、の部分がはまだ山に残っていそうだがは見た目残り2枚、は見た目残り1枚なのでここで雀頭を作りにくい。
ここまで来るとこの手のMAXは、ドラを引いたペン待ちのダマテン5200点。
ということでMAXを逃さないようにを払いにいきます。
ツモ ドラ
MAXきたー!\(^o^)/
ちなみにを残したのは引きも考慮していますが、南家平賀の現物だということが大きいです。
平賀からリーチが来たときの安全度を優先。
嬉しい嬉しいトップ目からの直撃です!
この5200点が効いて、この半荘も連に絡むことができました。
第8節結果
2222 +63.4
トータル
1 新井 啓文 354.5
2 平賀 聡彦 238.5
3 金子 正輝 172.9
4 村上 淳 148.3
5 佐藤 聖誠 134.9
6 中嶋 和正 103.9
7 水巻 渉 ▲28.6
8 坂本 大志 ▲109.9
9 石井 一馬 ▲133.0
10 張 敏賢 ▲180.6
11 石橋 伸洋 ▲211.7
12 土田 浩翔 ▲257.0
13 山口 まや ▲284.2
残り4節!
決定戦に残れるよう頑張ります!
次節は8月21日(水)11時から神楽坂ばかんすにて。
金子、水巻、石井、石橋との5人打ちです。