コラム・観戦記

【38期後期関西リーグ第1節自戦記】今村順平

皆様、はじめまして。
最高位戦関西支部所属の今村順平といいます。
元々、最高位戦に28期から所属し東京でリーグ戦にも5年出ていたのですが、33期に一度退会し和歌山に。
ここ数年は会員として関西で最高位戦の普及活動をしていたのですが、関西支部発足に伴い再び選手としてリーグ戦にも参加させていただく事になりました!
せっかくのリーグ戦、ただ打って終り、じゃもったいないので自戦記を書いて記録としての残していきたいと思います。
乱文乱筆となりますが5節20半荘お付き合いいただければ幸いです!

一回戦

同卓メンツは起家から笠井、友添、小河(敬称略)
3人共プロテスト上位組、とはいえ全員リーグ戦初体験となるので多少なりとも打ち方、特に押し引きを平静通り行えない可能性もあるだろう。
みんなが固くなってる所でちょちょいと先制すれば一気に走れる可能性も・・・とか考えて臨んだ初戦…

全然先手がとれない!

リーチされてはオリたりまわったりしていた東3局

  ドラなし

に西家からリーチ。現物で1枚切れなので、まぁ切っておりかなと思っていたが、唯一いきたくなるとひいておっかけ!
するも北家から3件目リーチがはいり一発でチートイに刺さり6400

次局なんとかしたい親番、序盤に

 ドラなし

ここに持って来てアンカン、相変わらずドラなし
とにかく1巡でも早くテンパイしたいという気持ちと点数計算のパターン多すぎてやべぇって気持ちが入り乱れながらツモ切りを続ける。
テンパイしたのは西家からのリーチ後でツモという微妙すぎるもの。は一枚切れ。

こーゆーの大体駄目だよね…と思いつつリーチ、宣言牌は通ったもののやっぱり駄目で数巡後8000放銃。

その後、南3局でメンピン即ツモドラドラをあがり、オーラスも2フーロしてとりあえず1500のテンパイを入れるも一歩及ばずラススタート。

二回戦

今度もおり続けつもられ続けでまた3着目、上2人と下2人が競ってる
南3の親番で上家2着目のドラポンとラス目からのリーチに挟まれ

      

のテンパイ、西一枚切れ
つかむ。親がマンズのホンイツをやっているのにマンズが安いというなめられた状況。

ドラポンには通るしが4枚見えで否定なんでこれくらいプッシュ!
したらメンピン三色じゃないほう裏裏という気持ちの上下がとても大きい放銃
そのままラス

三回戦

東1局、リーチツモ裏で先制し、東2局の親番でこれまでのうっぷんを晴らすかのようにあがり続ける!
南場も危なげなく進行し「やっと片目があいたわい」な6万点トップ!

ただし勝った半荘にもミスはしっかりありまして


親番2巡目
 ドラなし
から打
個人的にピンズ重なりからのカンリーチうつのは7巡目以降くらいでいいと思う。
3巡目なら切りでよかったかなと。


南場の親番で残りツモ2回
     ドラ
55000点持ちで30000点持ちくらいの2着目西家からリーチ
リーチはを切っていてが4枚切れ、つまりは単騎でしか当たらない、は完全無筋で少し厳しい
北家も仕掛けていたがリーチに対してまわった気配
ソーズの上は絶テン…なのにここで打…いや悪くはないけど鋭くないよね!
案の定出るしなぁ

四回戦

カッとなってやった、今は反省している

  ドラ

南場の親番、3着目、だいたい全員が満貫差くらいの点棒状況
は西家と北家の現物、は南家の現物
を切った所でラス目の南家からリーチ。序盤にを切ってあってはとても危ない。

そして一発目のツモはドラの、僕の河には
親番でリャンメン確定、打点も未確定だがそこそこみこめるとはいえ基本的にシャンテン押しは御法度。特に今回はテンパイするには河的一級危険牌のと打点的一級危険牌のを押さなければならない。
なのに一瞬冷静さを失い考える事を放棄して打
これがメンピン一発イーペーコーに放縦

冷静さを失った事ももちろんだが、単純に現物の人数ってだけでなく、どこにより打ちたくないかや危険度をちゃんと考えれば前巡に切れてたんじゃないかと反省することしきり。

次局もチートイツの単騎選択で裏目
の単騎選択では一枚切れ、はったら単騎だなーと思ってた所にを切っている西家からリーチ
早い巡目なのでこればっかりは単騎でリーチ!
したらツモった後で掴んで3900放縦
もう振った手牌じゃなくて裏ドラがなんだったかしか見てなかったからな!
のってなくて少し救われたよ!

とこんな感じで4414でトータルマイナス92P
まだ始まったばかりとはいえ、そういえばリーグ戦マイナススタートって記憶にないので(プチ自慢)このまま負け続けるんじゃないか…と不安になったりもします。
でも結局、自戦記にもあるように「ドラで振りたくない」「裏目ばかりで悔しい」みたいな感情は結局マイナスに繋がりますからね。
もちろん逆に過信や見下しなども長い目でみたらマイナスにつながるでしょう。
負けという結果は受け止めつつ、それにはこだわらず引きずらず、背中のシュレッダーにかけ、1節1節、最善を尽くしていこうと思います!

第2節は9/29(日)
京都マーチャオエースにて!
観戦自由になってますので是非よろしくおねがいします!

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