コラム・観戦記

【飯田正人杯第8期最高位戦Classic決勝最終日観戦記】田中巌

盆が過ぎ、初秋に差し掛かろうというのに、真夏のような暑さだ。
そんな中、第8回最高位戦classicの決勝2日目が神楽坂ばかんすにて行われた。

~1日目(5回戦)終了時のポイント~

木原 15.2
鈴木 12.7
佐藤 -5.5
川上 -22.4

現状1位の木原と4位の川上とでさえ、40ポイントにも満たない差。
classicのルール等は別途ご確認戴くとして、これは大体トップ-ラス1回で詰まる差である。
未だ勝負の趨勢は、見えない。
しかし数時間後には必ず、この4名の中から第8回最高位戦classicを制する者が決まる。

2日目1回戦目(通算6回戦目)

並びは木原・鈴木・川上・佐藤

東1局0本場は親の木原が川上からclassicならではの手順で七対子のみの2400を和了る。
卓外からではあるが、テンパイ気配は微塵も感じられなかった。
和了り以外に点棒の加減のないこのルールでは、2400とはいえ木原にとって上々のスタートといえよう。

しかし同1本場、前局とは対照的に激しいぶつかり合いが起こる。

鈴木、佐藤両者満貫テンパイ。木原も役牌チャンタのイーシャンテン。三者とも本手だ。
だが木原は鈴木のリーチを受けて即座に現物を抜いた。そして次巡鈴木の和了牌のを手中に収めると、また現物を抜いた。
即オリを選択していなければ、鈴木の捨て牌をご覧いただければわかるが、は止まらなかったかもしれない。
鈴木の手の中のは引き戻したもので、このリーチに対してカンを読み筋にいれることは難しい。
木原のベタオリという選択が、自身を助けた。
結局この局は一歩も退かなかった佐藤が鈴木から8300を打ち取る。

その後、鈴木→川上 5200    

鈴木→木原 2000  

佐藤500オール

木原2100/4000
と、激しく点棒が移動し、鈴木がひとり抜けてのラス目のなる。

南1局0本場
後にこの一局を振り返って「あの時、違う選択をしていれば…」と、佐藤が述懐していた。

鈴木がダブポン。その後マンズの一メンツを手出し。明らかにピンズの混一色だ。
それを受け、佐藤は先切りと言わんばかりにを連続ツモ切りで押す。


   ドラ

 

数巡後、鈴木がを暗槓し、テンパイ濃厚が晒される。そして佐藤のツモがと来る。
テンパイだが問題は受け方だ。序盤にを切っている。
「ソウズには自信があった。特に、押している自分が切っているには。」と、佐藤は言った。
他家から見ても佐藤が押しているのは明白で、もし手の内にがあればとっくに切り出しているだろう。
実際はその時点で山に9枚。は3枚とも生きていた。
この局で1000/2000を和了ることの意味は大きい。
ルールの性質上、南1局とはいえ瞬間トップに立ってそのまま終わることもままある。
ましてや現状のトップ目が初日1位の木原であればなおさらだ。
しかし鈴木の手は最低満貫。対々和やドラが絡めばそれ以上もありうる。もしそれに放銃でもすれば…
切りリーチ、切りダマ、切りリーチ、を切るという選択肢もあるかもしれない。
どれもが正しいようにも間違いのようにも見える。
結局佐藤は、全てを保留するフリテンダマを選んだ。
次のツモは。超危険牌だ。フリテンダマを選んだ以上、これは切れないし、切ってはならない牌だ。
その後佐藤は鈴木からをポンし、一応テンパイ復活するが、そんなものにほとんど意味はない。
次巡食い流れ、鈴木がツモ切ったを、佐藤は穴があくほど見つめていた。
そしてこの局は流局となる。結局一番得をしたのは失点を0に抑えられた木原だった。

その後の局は全て流局し、南1局の点棒のまま、6回戦は終わる。

木原 +24.1(+39.3)   佐藤 +10.8(+5.3)   川上 -3.8(-26.2)   鈴木 -31.9(-19.2)
 括弧内はトータル

2日目2回戦目(通算7回戦目)

並びは 川上ー木原ー佐藤ー鈴木

開局早々大きな和了りが出る。


  ポン   ツモ   ドラ

 

和了ったのは親の川上。鈴木のリーチ棒のおまけ付き。

前回の半荘は頭を低くしていることが多かっただけに、溜飲の下がる和了りだっただろう。
「この半荘は俺のものだ」そんなことも思っていたかもしれない。
しかし同1本場、木原があっさりと満貫ツモ


   ツモ   ドラ

 

6巡目にをアンコにしてリーチ。次巡ツモ。まさしくあっさりと和了った。
さらに東3局には鈴木も満貫ツモ


   暗槓   ツモ   ドラ

 

5巡目にこの形でリーチを敢行。本来であればヤミテンかもしれないが、点棒状況と巡目がリーチを後押しする。

南1局になって再び親は川上。

木原が早々にカンを仕掛ける。捨て牌はホンイツ、チャンタどちらともとれる。
全体的に字牌が高く、翻牌は打ち出しづらい。
だが佐藤はと続けて被せる。


   ドラ

 

一人蚊帳の外の佐藤からすれば、シャンテン数は低いものの、ようやく来た満貫ないし1300/2600が見えるこの手は簡単にバンザイできない。


対照的なのは川上。仕掛けを受けて数巡後の手は


   ツモ

 

かなりの好手である。
下家の木原の捨て牌は



トップ目で木原の上家の川上は打とした。
その後佐藤のリーチを受け、現物のを抜いた。
現在、川上はトータル4位だ。残り回数を考えれば、後がないと言っていい。
もちろんこの半荘トップを取ることも重要だが、素点比率の大きいこのルール、大きなトップを取る事もまた、重要だ。
上記からの川上のツモは
結果的にかもしれないが、佐藤のリーチに対して一牌勝負で4000オールの和了りとなるルートもあった。
巡目は進み、三者オリるなか、誰も佐藤のハイテイをずらせぬまま佐藤の最終手番。
ゆっくりとツモ山に手を伸ばすと、佐藤はそのスピードを変えずに牌を手元に引き寄せた。

ここまで見るに、川上は暴牌などただの一度もしていない。むしろルールに沿った守備を実践してるといえるだろう。
しかし他のタイトルを持っているとはいえ、他三名に比べて決勝での経験が浅いのもまた事実。
この局は 「優勝するために踏み込まなければならない一打」 ということに対する認識の差が、佐藤との結果の差となって表れたと思う。

南2局、前局戦線復帰を果たした佐藤が軽く食い仕掛けの1000点を和了って木原の親を落とす。
南3局、親番を迎えた佐藤が3巡目にして


   ドラ

 

と、好形
しかしその後中のかぶり捨て等もたつく間に、三者が皆追いつく。

次巡、木原がをツモりのテンパイをする。これで佐藤のが一気にババに変わる。
すると佐藤は何かを感じ取ったのか、次巡木原が切ったをチーテンにとり、単騎にうける。
この辺は実際に卓に着いていないと何とも言えない、感覚的なものだと思う。
そして木原に流れた牌は。木原が和了りを宣言する。
このは佐藤が食わずとも、川上がほぼツモ切っていた牌でどのみち木原の和了りになっていたのだが、佐藤の対応力には驚いた。

オーラス、和了ればトップの木原が南を素早く仕掛けると、四巡目に単騎ながらあっさりテンパイする


   ポン   ドラ

 

これが和了れれば木原は2連勝。優勝に大きく近づく。
が、が顔を見せぬまま数巡過ぎると、突然鈴木が「ツモ」と言い放った。

鈴木はが3枚顔を見せると、そこでのメンツを作ることを即座に諦め、結果最短手順での和了りをみせた。
和了らなければラスのまま終わりのこの状況での選択。流石である。打点も2000オールと言うことなし。
一躍トップに踊り立つ。
次局2900は3200を上乗せすると、そのまま鈴木のトップで7回戦は終わった。

鈴木 +18.8(-0.4)  川上 +4.2(-22.0)  木原 -3.9(+35.4)  佐藤-19.1(-13.8)  

括弧内はトータル

2日目3回戦目(通算8回戦目)

並びは 鈴木ー佐藤ー川上ー木原

木原の軽いピンフツモからスタート。

東2局、本日初の供託点が置かれることになる。

   ドラ


親の佐藤、シャンポンテンパイからのを引いてのリーチ。残りツモは3回
どのみち子方は全員受けに回っている。ヤミテン継続してもこぼれることはまずないだろう。
ならば、と、意を決してのリーチだ。
佐藤は前の半荘あたりから度々、スコアボードに目をやっている。常に木原との差を意識してのことだろう。
この手をこの巡目でリーチするということはつまり、事態はそこまで差し迫っていると認識しているということだ。
結果は前述のとおり、無為に終わってしまう。

次局、置かれたリーチ棒は鈴木に攫われていった。

南2局、親の佐藤は再びリーチ棒を供託することになる。


   ドラ


ここまで東3局、東4局、南1局と、総計5000点にも満たないが、佐藤は3連続で放銃している。
どれもテンパイからの放銃や早いリーチを受けての好形イーシャンテンからの放銃と、致し方ないものばかりだと思う。
しかし、木原との差を意識しての前のめりになっての放銃というのも、また事実だろう。
そんな佐藤に、親番でのこのテンパイをリーチしない理由などどこにもなかった。

南3局、前回の東初以来じっと耐え続けていた川上が、突然和了りを連発する。

   ツモ   ドラ


これが実はフリテンリーチ。引いたのは再び安めのであったが、瞬間トップに立つ貴重な和了りだ。
さらに


   暗槓   ツモ   ドラ

 

続けて


   ロン   ドラ

 

と、3連続親番で和了り、持ち点は50000点を超える。

オーラス、親は木原。

点棒状況は 鈴木30800 佐藤12000 川上51300 木原25900
南3局4本場に3900は5100を佐藤から和了った鈴木が2着目につける。
このまま終わりたい鈴木は2巡目に木原の切ったをカンチャンで鳴く。
和了に向かうのももちろんだが、上家の木原にプレッシャーも与えられる一石二鳥。
だが木原はあっさり5巡目にピンフをツモ和了りする。
あれ?ピンヅモ?2着目の鈴木とは4900差なのにリーチしないんだ?
と、その瞬間筆者は思った。巡目も早いし、鈴木への牽制にもなる。
しかし、これが残り2半荘、ポイント差を考慮に入れた木原の打ち回しなのだろう。
この半荘3着目とはいえ、素点を大きく失っているわけでもない。
瞬間の着順アップよりも失点の少ない方を選んだのだ。

ならば少しでも木原に失点をさせようというのが追うものの打ち方。

佐藤としてはハネマンをツモって木原を捲るのが、優勝へのか細い道。
鈴木としては素点の上乗せが木原を苦しめることになる。
鈴木は着順の変動がないにもかかわらず高め三色のリーチ。
佐藤に至っては暗刻を落とししてまでのハネツモリーチ。
結果は鈴木の安めツモではあったものの、
「決して楽はさせない。」という執念めいたものを私はこの局に感じた。

川上 +31.2(+9.2) 鈴木 +8.1(+7.7) 木原 -7.4(+28.0) 佐藤 -32.5(-46.3) 括弧内はトータル

 

 

2日目4回戦目(通算9回戦目)

並びは 鈴木ー川上ー木原ー佐藤

東場は前回とは対照的に静かに進んだ。
僅かに佐藤がリーチ棒を供託し、鈴木がそれを攫う1000は1900の和了りをしたのみ。
だが場は南場に入り、大きく動いた。

南1局0本場は鈴木が500オール。
同1本場、木原が果敢に動きだした。

これまでとは打って変わって遠くから仕掛ける木原。
これがツモが効き、7巡目に発単騎のテンパイ。しばらくツモ切りが続くものの、14巡目にを引きチンイツになる。
一方佐藤も同巡に七対子ドラ2のテンパイ。待ち牌もと、誰もが切るであろう優秀な待ち。当然ヤミテンである。
次巡木原がを引いて受け変えると、直後の佐藤のツモは

当然危険牌であることは承知だが、これで待っては和了れない。
和了れない牌で待つほどポイントに余裕のない佐藤は、一瞬たりともためらわずにを河に置いた。
一躍木原が3着以下を大きく離し、トップに躍り出た。
形だけ見れば3面張vs単騎であるが、山に残っている枚数は2vs2で全くの五分。
いや、他家からの出和了り期待度を考えれば、佐藤に分があったと言ってよい。
にもかかわらず、一瞬で勝負が決してしまった。

私はこれを必然とは思わない。
牌はただそこに鎮座し、自らに刻まれた役割を全うしてるに過ぎないのだから。

しかし結果は結果。木原の優勝が現実味を帯びてきたのもまた事実である。

南2局は少しでも木原の点棒を削るべく、佐藤が木原から2000点の和了り。
だが南3局、木原がまたもや大きな和了りを手にする。

タンピンイーペーコー確定リーチ。しかも親
無論、ダマでも十分な打点だ。しかし木原はリーチに踏み切った。
これを和了りすることができれば、最終戦をかなり優位に戦える。そんな思いもあっただろう。
思えば木原こそ、よく攻め、よく受け、勝負所を制してきた。
このリーチはそんな木原の、第8回最高位戦classicの集大成とも言えるリーチだったと思う。

この半荘はそれ以上の点棒の移動はなく、木原優勢のまま最終戦を迎えることとなった。

木原 +29.8(+57.8)  鈴木 +4.4(+12.1) 川上 -10.4(-1.2) 佐藤 -23.8(-50.1) 括弧内トータル

2日目5回戦(通算10回戦目)

簡単に条件の確認を。(全て木原とのトップラス条件)

鈴木は21700点差
川上は35000点差
佐藤は83900点差と、他とも素点差で条件あり

となる。

並びは 川上ー鈴木ー佐藤ー木原

規定により、トータル1位の木原の北家スタートではじまる。
親決めのサイが振られることなく、最終戦が開始された。

東1局
親の川上が8巡目に先制リーチ


   ドラ

 

通常であればダマのこのような手も、四の五の言ってられない。
とりあえず点棒をかき集める。
与えられた手は全てモノにするくらいの気持ちがないと木原との差は埋まらない。
それは他の者にとっても同じこと。


 

佐藤10巡目追いかけリーチ。
佐藤はこの手をどのような気持ちで作っていたのだろうか。
今日幾度となく投げてきた1000点棒。そのほとんどが他家の持っていかれた、
そしてこれみよがしに入るテンパイ。
儀式的に、なのか。それとも奇跡を信じて、なのか。
再び佐藤は1000点棒を置いた。

だがその1000点棒はまたしても、佐藤の手には戻らなかった。
佐藤はを河に置いた。

同1本場は川上が最終手番までテンパイを維持し続けるも、流局。

東2局

木原が佐藤から中盤過ぎに5200は5800。


   ドラ   ロン

 

佐藤の手は



 

打った佐藤を責めることができるだろうか。
一枚切れたばかり以外、他の対子は皆生牌。
攻めるしかない身にとって、止める理由などない。

しかし、他家にとっても条件はさらに厳しくなった。

東3局

親の佐藤が翻牌ひとつ鳴いた1300オール。

同1本場、木原配牌


   ドラ

 

数牌の方はバラバラだが、逃げる方としてこれほどありがたいものはない翻牌暗刻。
1巡目から佐藤の切ったに食いを入れる。

鈴木、六巡目リーチ



 

鈴木も番手とはいえ遠くから追う者のひとり。
待ちの善し悪しなど構ってられない。
もちろん、木原は安全牌を抜く。だが、虎の子のにはまだ手はかからない。
次いで佐藤10巡目リーチ。
木原は想定済とばかりに温存しておいたを切る。
だが、木原の思惑を打ち破るように、佐藤が手を倒した。


    ロン   ドラ

 

紅いルビーのようなのその正体は、真っ赤な真っ赤な毒林檎だった。
木原はひと呼吸おいて「はい」と言うと、表情を一切崩さずに点棒を支払った。

ついに反木原勢力の反撃の狼煙はあがった。

かのように見えた。

同1本場

配牌ドラ対子だった木原が役ありを求めるべく内へ牌を寄せ、8巡目


    ドラ

 

のテンパイを果たす。
そして3巡後を引くと、木原は一瞬だけ考え、を切って「リーチ」と言った。



 

「最終戦じゃなかったら、前局放銃していなかったら、切りのダマを選択していただろうね。
でも、そう選択した最大の理由は(佐藤)聖誠がを切っていたことかな。」
木原は後にそう語った。
最終戦の追われる者とはいえドラ暗刻のこの手。簡単に反撃はされないだろう。一色傾向の者もいない。
もし向かってくるとすれば、親で最も条件の厳しい佐藤だろう。
その佐藤がを切っている。ならば掴めば打ち出されるであろうそれにロンの声をかけられるようにするべきだ。
もちろんツモ和了りも十分に見込める。
彼はそう、選択した。
誰も仕掛けをいれず、三者テンパイを果たせぬまま北家鈴木最終手番。
鈴木は少考すると木原の現物を切った。
佐藤はツモ山には手を伸ばさず、それを鳴いた。
このままいけば南家木原のハイテイをずらす。

もちろん鈴木の少考は、佐藤の食えそうな牌を吟味したためだ。
当たり前すぎるやり取りではあるが、こと最終戦での集中力の持続は素晴らしい。
しかしこの当たり前のやり取りで木原に流れたハイテイ前の牌は…
結果だけ見れば、三者にとって最悪。
だが、そんなことはラプラスの悪魔でもなければ知る由もないこと。
人はただ、愚直に己のできることをするのみだ。
ただ、現実として残ったのは、木原がラスの座に甘んじていたのはたった1局だった、という事実である。

東4局

佐藤が残りツモ2回で


   ドラ

 

のツモハネリーチを打つも、流局。
親被りすることなく木原は親番を消化する。

南1局、南2局

それぞれ親番の川上、鈴木がドラ単騎七対子のテンパイを中盤に入れる。もちろんリーチだ。

川上     ドラ

鈴木    ドラ


両者ともこれをツモれるようであれば、優勝条件が現実的なものとなる。
が、結果はどちらも流局。
川上の欲したは二枚、鈴木の欲したは一枚、王牌に沈んだ。

これにて反木原勢力の反撃は全て出尽くされた。

南3局は木原が和了り、儀式的なオーラス木原の親は、誰も言葉を発することなく流局し、
ここに木原第8回最高位戦classic覇者が誕生した。


 

最後に覇者木原の優勝スピーチを一部抜粋

「タイトル戦優勝者の二つ名についてなんですが、例えば發王戦なら發王。王位戦なら王位。
なんてカッコイイ呼び名があります。ならclassicは何て呼んでもらったらいいんですかねえ?」

…誰かカッコイイ二つ名を考えてあげてください。

記: 田中 巌(最高位戦32期前期入会)

 


 

(文中敬称略)

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