これはとある居酒屋でのももくろ大好きAリーガーと中々昇級できないCリーガーと
勉強熱心な女流選手の会話である。
A : ももいろクローバーに情熱を燃やすAリーガー。
クレバーかつ丁寧な打ち筋は内外ともに高い評価を得ている
男 : 入会4年目のC2リーガー。最近躍動したがっている。
女 : 勉強熱心なC2リーガー。最近では麻雀教室など活動の幅を広げている。
『かんぱーい』
『おつかれさまでーす!』
『レッツももクロちゃーん!』
・・・。
男 : いよいよリーグ戦も開幕しましたねー
僕ももう4年目に入ったんですが、全然昇級できないですよ・・・(´;ω;`)
A : そりゃあ、お前が下手だからだろー!
男 : それ言っちゃったらおしまいじゃないですか(ノД`)
我々みたいなCリーガーはAリーガーが当たり前に考えてることが全然できてないと思うんです よ!
A : 確かにそうかもしれないなー
2人とも丁度、こないだのAリーグの第2節見てたんだろ?
何か気になった局あれば、なんでも答えるZ!!
女 : あ!あたしがまず気になったのはこの局です!
1回戦 南2局3本場
男 : 親リー受けた直後なんですねー
一発で放銃したくなくってって落とすかもなー
女 : 私は切りリーチのノベタンにするかも!
A : お前らなに言ってんだ?こんなの普通にドラ切りリーチじゃないか!
まず、切りリーチはずんたん(村上淳選手)に当たる可能性があるからだめだろ。
それに、勝負するならの方が全然場況がいい。
が当たるケースは数あるパターンの内の一つだけど、は上位の候補だろ。
男女 : 『『なるほどー』』
――実戦ではドラ切りの追いかけリーチ、村上選手からを捉えてウラドラも乗って満貫のアガリを果たした。
男 : 僕が気になったのはこの局です!
3回戦南2局0本場
男 : 親番でのドラ3枚は何としても生かしたいチャンスですよね!
単純な枚数だけで言ったらは残さないんじゃないですか?も切っちゃってますし。
A : 確かに単純な枚数で言ったらそうだけどな。
まず、南家の平賀さんがソーズのホンイツ気味の仕掛け。
そこに対してずんたんが大分押してるだろ?
この感じだとマンズの下がごっそりずんたんに入ってるかもしれない。
ならばがフリテンとは言え、ピンズで作り直したほうがあがれる可能性高いんだよ。
男女 : 『『なるほどー!!』』
男 : じゃあ実際はと・・・
A : ほら見ろ!平賀さんがソーズのホンイt・・・?
ずんたんにマンズの下がごっそr・・・?
あれ?
女 : こういう事もあるんですね!!
A : つ、つまり、こういう風に考えながら目先の手組みだけじゃなく
あがりやすい最終形を作っていく事が大事なんだよ!!
男女 : 『『・・・。はーい』』
― 実戦ではツモで打、2巡後ツモでリーチを打つも金子選手のかわし手がギリギリ間に合い宣言牌ので1000点放銃。
A : よーし、じゃあここで俺から問題だ。
女 : オーラスでアガリトップなんですね!
男 : 一枚切れのか初牌のか・・・。
A : Aリーグの選手の中でも意見が分かれたらしいんだが、
俺の選択と理由を考えてみろ!
答えは次回だ!!
次回に続く・・・!?続くの?
文 : 中野慎也
協力 : 水巻渉 選手
華村実代子 選手
水巻 渉 選手 中野 慎也 選手 華村 実代子 選手