10月3日(月)第11期女流最高位戦・準決勝2日目が終了し、いよいよ残り1節半荘4回で「石井あや女流最高位」に挑戦する3名が決定します! 2日目までのスコアはこちら
16名で始まった準決勝も、この日の2回戦(トータル6回戦)終了時に下位4名が足切り。4回戦(同8回戦)終了時には更に下位4名が足切り、と半分の8名が脱落してしまいます。
初日のスコアは以下の通り。
1位 花本 まな 79・5p
2位 浅見 真紀 69.6p
3位 山口 まや 57・7p
4位 小林 里紗 46・9p
5位 柳 まお 40・8p
6位 いわま すみえ 37・2p
7位 鳥越 智恵子 37・0p
8位 茅森 早香 34・6p
9位 根本 佳織 34・5p
10位 野添 ゆかり 32・0p
11位 内間 拓海 14・2p
12位 桜庭 史恵 ▲61・8p
13位 久慈 麻里那 ▲62・1p
14位 渡辺 洋香 ▲79・6p
15位 日向 藍子 ▲133・6p
16位 吉川 愛莉 ▲148・9p
8名が足切り、という事はプラマイ0辺りが一つの目安になるので、初日に出遅れた選手は必然的にもう後が無い状態でスタートしますが・・・・。しかし今期は下位陣から怒涛の巻き返しをみせる者は現れず、2回戦終了時に第1期女流最高位の渡辺、野口賞で活躍した桜庭、若手の日向、吉川がまず脱落してしまいました。
この時点での初日+組では、首位だった花本がラス、ラスで何と▲130pも逆噴射してしまい一気に降格圏内へと落ちてしまいました。3位山口も貯金をほぼ吐き出し暗雲が立ち込め、新人で唯一プラスしていた内間も苦しくなってしまいます。
一方、ポイントを伸ばして来たのが小林、柳、根本、野添、鳥越。通過はほぼ確定なので、残りは最終節を見据えた戦いに。
そして4回戦終了。上位陣の牙城は堅く、ポイントを着実に積み上げて終了。結果下位陣の奮闘も
及ばず、久慈、内間、花本、そして前半はチャラだったものの、後半で崩れた浅見が僅か300点差
で8位の山口に届かずここで足切り。皮肉にも予選と対称的な結果となってしまいました。
今期の女流最高位戦は、新人・若手はいなくなり、キャリアある選手で決定戦の切符を賭けて
残り4回戦を戦う事になりました。(小林、鳥越は入会こそ最近だがキャリアあり)
首位小林、2位柳、3位野添、決定戦初挑戦組は逃げ切れるのか?
4位に付けている永世女流最高位・根本が昨季のリベンジを果たすべく決定戦に出場できるのか?
ポイント的には苦しいいわま、山口もここぞの爆発力秘めており、最後まで目が話せない最終節
となるでしょう!
準決勝最終節は10月17日(月)正午より、神楽坂「ばかんす」で開催します。
観戦自由となっておりますので、是非観戦にお越し下さい!!