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【第7期夕刊フジ杯・SSCチームは惜しくも敗退!】

去る1月18日、第7期夕刊フジ杯の東日本リーグプレーオフが行われました。

予選を勝ち上がった全8チームが2卓に分かれて激突し、上位4チームが準決勝進出というこのプレーオフ。その全6回戦はニコニコ生放送で配信も行われました。

 

夕刊フジ杯争奪 第7期麻雀女王決定戦 東日本リーグプレーオフ

 

最高位戦からは『チームSSC』として、石井あや選手、日向藍子選手、内間祐海選手の3名が出場。もちろんプレーオフも3人全員でのチーム戦を挑みました。

 

    石井 あや 選手           日向 藍子 選手             内間 祐海 選手

 

 

チームSSCはプレーオフ開始時点で5位と通過が十分狙える位置。同卓のまぁじゃん京王チームとの直接対決の結果次第かと思っていました。

 

プレーオフ開始時スコアはこちら

 

しかし、前半A卓で事件が!ハートランドチーム黒沢咲プロがなんと8万点を越える大大トップ!この時点で一躍3位へ浮上。チームSSCは6位と苦しい位置になってしまいます。その差はおよそ90ポイント。順位ウマが10-20、オカが20ポイントですから、トップでも大体50ポイント程度。3回中2回はトップが必要と一気に苦しくなってしまいます。

 

 

 

1回戦に登場したのは内間祐海選手。内間選手は最高位戦に入って1年半、麻雀歴もまだまだ短いのですが、特に守備が光り、安定感のある期待の新人女流選手。

重い展開が続く中、内間選手は東4局にタンヤオリャンペーコーを和了ってトップ目に立ちます!

しかし大きな大きな落とし穴が南2局に。親のスリーファイブチーム高宮まりプロが怒涛の連荘!一気にダントツへ。

後が無い他チームも必死にアガリを重ねてゆき、残念ながら1回戦SSCチームはラスを引いてしまいます。

 

この時点で27.7ポイント。通過条件は・・・連勝!

 

 

期待を背負い2回戦は石井あや選手が出場。

直前インタビューでは「12万点のトップを取ります!」と気合十分のコメントをくれた石井選手でしたが、、、

 

またしても東3局に大事件。

トータルポイントダントツのスリーファイブチーム、中里春奈選手が小四喜ツモ!!!役満ツモにより、その差は4万点。連勝へ大きな暗雲が立ちこめてしまいます。


じりじりと点棒を集めるものの、オーラス親番を迎えた時点でトップとの差は33000点。しかしここからが流石と言える石井あやの真骨頂!

まずは中盤に見切りをつけた形テンの仕掛けをハイテイでツモり500オール。

2本場ではトップ目中里選手の先制リーチに同テンで追いかけるとツモり勝ち!

さらにアガリを重ねると、なんと100点差とはいえトップ目に踊り出た!!

アガリ止めの無いルール、まだ気が抜けないところ・・・だったが、最後は中里選手に軽く上がられ、結局は2着に終わってしまう。

40000点もの差を詰めきった石井選手だが、満貫以上のアガリは4000オール1回のみ。コツコツとアガリとテンパイを重ねるこの粘り強さこそが石井選手の強さでしょう。

 

 

最終戦、苦しくなったところで登場したのは日向藍子選手。

与えられたのは90900点のトップという遥かな条件。

それに向け懸命に前に進もうとはしますが、牌の巡りにも恵まれず、余り牌が放銃に繋がってしまう悪循環。何度となくリーチを打つものの、実ったのはわずかに1回・・・その時既に雌雄は決していた。

 

条件叶わず、SSCチームの夕刊フジ杯はここで終わりを迎えてしまいました。

 

 

 

 

石井あや選手のコメント

 

☆予選から通しての感想

 

個人も団体も、最終節(とプレーオフ)前はギリギリ良いところまでいけましたが…
結局最後に負けてしまう、勝負弱さが出てしまいました。
もっと早いところから、前のめり気味に行くべきだったかもしれません。
チームとしては、可愛い子2人に囲まれて気分良かったんですが!!(あ、個人的すぎてすみません)

 

☆プレーオフについて

 

プレーオフが始まる前は…まぁだいたい大丈夫でしょ~♪くらいに思ってました。

でも自分達の卓が始まる前に、別卓の結果でかなり条件が厳しくなってビックリしました。
あまりに突き抜けてるチームがいると、結局そこにのびのびと麻雀されちゃうので辛いですね。
役満ツモられちゃってかなりショックでした。

 

☆応援してくれた方へ

 

頑張ったつもりでしたが、結果は何も残せなくてすみません。
応援してくれた皆さま、本当にありがとうございます。
次回も応援、よろしくお願いします!

 

 

 

 

日向藍子選手のコメント

 

☆予選から通しての感想

 

予選のときからずっと苦しい展開の対局が多かった。

自分の麻雀の内容も未熟な部分が見えて反省点も多かったです。
でも石井さん・内間さんとチームを組めて戦えたことは、とてもよい経験になったしどこよりもいいチームだったと思ってます!!

 

☆プレーオフについて

 

ふたりのおかげで残れたプレーオフという気持ちが大きかったので
もっと役立たなきゃって気持ちでいっぱいでした。
三番手ということですごく緊張して、牌の来方なんかも思うようにならなくて、すごく苦しかったです。

 

☆応援してくれた方へ

 

応援してくださったのにこのような結果でごめんなさい。
これからも精進していきますのでよろしくお願いします!

 

 

 

内間祐海選手のコメント

 

☆予選から通しての感想

 

予選では、良いスタートをきる事が出来て、なんとかプレーオフにも進出し、出来る限りの事はしたんじゃないかなぁと思います。
決勝に進出出来なくて本当に残念でした。
来年もし出番があれば、その時こそは決勝進出し優勝したいと思います!

 

☆プレーオフについて

 

ボーダーラインまで100P弱?という、少し厳しいポイント差でしたけど、先鋒なのでなんとかトップを取って次へバトンを渡したかったです!

ただ実際は、少し前に出過ぎてしまったかなぁと反省しています。

この経験をいかして、日々、麻雀のスキルアップに励みたいと思います。

 

☆応援してくれた方へ

 

応援してくれたみなさん!
ありがとうございました!
私たちSSCチームは、残念ながら決勝に進む事はできなかったけど
この敗北をバネに来年こそは優勝したいと思います!
これからも応援宜しくお願いします(*^^*)
 


敗北は、終わりを意味することじゃない。

きっと次のステップへの始まりなのだろう。

一つ経験を積んだことで、彼女達はきっと更なる進化を魅せてくれることでしょう。

今後の彼女達の活躍を、

そしてSSCチームの来期の夕刊フジ杯での雪辱を是非ご期待ください!

 

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