春に始まった第35期リーグ戦も、秋を迎え各リーグ全日程を終わろうとしています。
既報通り、Ａ、Ｂ１リーグは先日終了し、本日Ｃ１リーグも終了しました。
最終節、各リーグの昇級・残留争いの熱狂ぶりは、これから掲載されるレポートで
詳しくお伝えする事として、ここでは、改めて各リーグの昇級者、降級者を紹介します。
☆Ａリーグ（12名中上位3位までが決定戦進出、１１・１２位が降級）
・最高位決定戦進出者 1位水巻 渉 452.8ｐ 2位村上 淳 276.2ｐ
3位佐藤 崇 199.9ｐ
・降級者 11位近藤 誠一 ▲201.7ｐ 12位冨沢 直貴 ▲406.1ｐ
開幕からロケットスタートを決めた水巻が、そのまま逃げ切り念願の決定戦初進出！
今期「日本オープン」、「Ｃｌａｓｓｉｃ」と続けて続けてタイトルを手にした村上は、序盤もたつくものの、
中盤から今期の絶好調ぶりを象徴するかのような勝ちっぷりで、最終節前に当確を決めた。
大混戦となった３位争いは、暫定３位佐藤、同４位大柳の壮絶な叩きあいとを制した佐藤が３３期に続き
２度目の決定戦進出を果たした。
１１位近藤は３３期にもＡからＢ１へと降級したが、見事１年でカムバック。捲土重来を期して臨んだシーズン
だったが、健闘及ばず降級となってしまった。
１２位冨沢はＡに昇級直後の３３期で最後まで決定戦進出争いを演じたものの、昨期（３４期）は降級
ポジション。欠員が出た為、繰り上がり残留で迎えた今期だった。
読みの実力はＡリーガーの中でも屈指の物を持っているだけに、今後の奮起に期待したい。
☆Ｂ１リーグ（16人中2位までが昇級、13位以下降級）
・Ａリーグ昇級者 1位曽木 達志 291.4ｐ 2位佐藤 聖誠 242.0ｐ
・Ｂ2リーグ降級者 13位 篠原 健治 ▲221.2 14位須藤 泰久 ▲248ｐ
15位 井上 慎司 ▲300.1 16位熊林 真也 ▲732.7
Ｂ１リーグ16名中、Ａリーグへの昇級枠は2つしかない。この狭き門を争う以上、毎年の様に熾烈な
昇級争いが繰り広げられるわけであるが、今期は特別であろう。
2位佐藤と、3位石井のポイント差は１ｐ！千点差である。更に4位新井も1.8ｐ差、5位嶋村でも10.5ｐ差
と、全12節48回戦の結果とは信じられない様な、史上稀にみる結末となった。
1位の曽木は最終戦で大トップを取り、逆転しての1位通過で久々のＡリーグ復帰を果たした。
前回は1節で出戻りとなってしまっただけに、来期は相当の覚悟で臨んでくるだろう。
2位の佐藤は、今期Ｂ２からの昇級戦。中盤過ぎまでダントツ首位の所から、終盤にプレッシャーから
か失速するものの、首の皮一枚を残しての連続昇級。入会から5年でＡリーグ入りを決めた。
先の「野口賞」にも推薦された佐藤は、若手のリーダー格でもあり、Ａリーグでの戦いぶりに注目
したい。
降級組には、Ａリーグ経験もあり、今年ミューカップを制した須藤と、長くＢ１リーグに在籍した篠原
の名前がある。井上、熊林と共に今後の巻き返しに期待。
☆後期Ｃ１リーグ（16人中3位まで昇級、10位以下降級、昇級者のみ記載）
・Ｂ2リーグ昇級者 赤組
1位土井 裕美子 279.9ｐ 2位浅見 真紀 204.9ｐ
3位竹内 朋之 177.7ｐ
白組（全15名）
1位 斉藤 巧也 204.5ｐ 2位小山 直樹 182.7ｐ
3位 河野 直也 172。0ｐ
昇級枠３に対して降級枠７と、厳しいというか若干バランスが悪い（来期改善予定）Ｃ１リーグ。
赤組は土井、浅見の女流陣の強さが目立った。竹内も含め、全員Ｃ２からの昇級組が連続昇級を決め
年間リーグのＢ２リーグに挑戦する。土井、浅見がどこまで通用するかが注目である。
白組は34期前期入会の斉藤が1位で昇級を決めた。
3位河野は34期後期入会組で初のＢ２リーグ入りを決めた。
明日10日（日）にはＢ２リーグが終了、16日（土）のＣ２リーグ最終節をもって、第35期リーグ戦は
閉幕します。
今期も多数の方にご来場、ご観戦にいらして頂きました。少し早いのですが、この場を借りて皆様
にお礼申し上げます。また来期もよろしくお願い致します。ありがとうございました！
最高位戦事務局