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【女流リーグ最終戦迫る!直前レポート!!】

 

「第10期女流最高位戦」、全4節の予選リーグも残す所あと1節。

6日(月)の最終節直前になってしまったが、予選A、B組のここまでを簡単に振り返ってみよう。

 

まずは全25人中8人通過と狭き門のB組。

 

特筆すべきは 363.4Pで首位を独走中の浅見真紀。今期の前期に入会した浅見は

前期C2リーグでも楽々と昇級し、現在C1リーグでも上位に付けている。

その活躍が認められ、麻雀界の新人、若手の登竜門ともいえるタイトル戦「野口賞」にも

最高位戦代表として出場が決定。(詳細は後日発表します)楽しみな新人が出てきたようだ。

余談だが、この時何人かの候補が上がっている中、予選会場を視察しに来た新津代表。

巡回していると浅見の後ろで足が止まり即決したとか。

 

177・9pで2位に付けるのは「初代女流最高位」渡辺洋香。ここしばらくは成績振るわず、

Bリーグでの出場が続く渡辺。ここは何としても準決勝進出を果たし、最低でも来期のAリーグ

出場権を獲得したい所。未だ誰よりも大舞台が似合い、華のある渡辺。期待しているファン

も多い事は言うまでもない。

 

僅かの差でここに続くのは166.7pで3位の池下真理子と164.2pの4位鳥越智恵子。

両者とも35期前期入会の新人で、池下は浅見と共に「野口賞」の出場が決定している。

最終節のプレッシャーを乗り越えられるのかが注目。

 

5位久慈麻里那146.2p。久慈は35期後期入会!!全くのデビュー戦でこの

成績は立派の一言。

以下6位吉川愛莉139.0p、7位石井あや123.5p、8位亀山馨104.5pと続く。

 

とここまでがボーダーだが、目を引くのが新人・若手の活躍である!!!

100p超えして9位の華村も今期前期入会。6位の吉川も昨年がデビュー戦ながら怪我により

途中休場を余儀なくされ実質1年目。

「夕刊フジ杯」に出場が決まった石井、そして亀山も2年目の選手。

 

女流リーグ創設から10年。女流プロの存在もかなり年月を重ねてきた。

時間の経過と共に女性の麻雀人口の裾野が広がり、レベルも上がって来ている事の証明では

ないか?といったら言い過ぎだろうか・・・。

とにかく女流リーグが活性化して来ていて、新しい局面を迎えつつあるのは間違いなさそうだ。

 

最終節の彼女達の戦いぶりに注目だが、10位近藤、11位桐生、12位小池のプラス組は勿論、

マイナス僅かな13位柳、14位西嶋、15位大場、それ以下の選手も大叩きすれば

十分チャンスがある。最終戦まで目が離せない勝負になるであろう。

 

 

そして13人中8位まで準決勝に進めるAリーグ。

 

キャリアある選手が名を連ねているAリーグ。今期は大混戦の様相を見せている。

首位を快走するのは「第2、3、4、期女流最高位」山口まや。渡辺と同様、最近は思う様な

成績を残せなかった山口であるが、今期は1,2節計で50pと手堅くまとめ、第3節で何と4連勝!

235.0pまでポイントを伸ばし、ただ一人準決勝当確の位置。

女流最高位3連覇!、現役B1リーガーの実績はダテじゃない。個人的には決勝で戦う所

を是非見てみたい選手の一人。

 

2位以下は大混戦。

 

2位にキャリア豊富な須山いづみ92.7p、3位72.5pで昨年のファイナリスト涼崎いづみ、

以下4位京杜なお56.0p、5位にこちらも昨年ファイナリスト、第1節で160pのロケットスタート

ながら第3節でー100pオーバーしてしまった、いわますみえが26.8p。同じく6位にも昨年ファ

イナリストの和田聡子が20.8p。

 

ここまでがプラス組。昨年のファイナリスト3人が揃っているのは偶然ではないだろう。

混戦故に足元をすくわれる可能性もあるが、経験値も高い彼女達。ハナから決めに行くのか?

じっくり抑えて後半勝負か?どういう戦略で最終戦に臨んでくるのかが見所だろう。

 

更にボーダーまで見ると、7位野口みちるがー0.6p。8位花本まなー25.7p。

以下9位野添ゆかり、10位川端美雪、11位北島朋子、12位夢野星、13位宮本祐子

と続く。

最下位の宮本祐子がー119.5p、という事は誰にでもチャンスがあると言う事で、2位の須山

だって到底安全とは言えない。見てる側には大変面白く、戦ってる選手達には相当痺れる

最終節になる事は間違いないだろう。

 

 

近年稀にみる大激戦!生き残りを賭け、どの卓も初戦から火花バチバチな事必至!!

見逃せない戦いが迫ってきております!!お時間ある方は是非会場まで!!

 

9月6日(月)神田「ゴースタアネックス」にて正午より。観戦自由。

 

 

 

 

 

 

 

 

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