C1自戦記
三ケ島幸助
前期の自戦記担当になりました。
前年の敗戦を糧に、よりクオリティの高い麻雀が打てるか。
私にとってのテーマである。
開幕戦の対戦相手には根本がいる。
昨年の女流最高位決定戦でプロと呼べる高度な
麻雀を打っていた根本だけに対戦を楽しみにしていた。
1回戦 ドラ
散家
5巡目にドラをツモり、下記のテンパイとなった。













は1枚切れ、他家に1枚は使われてそうでどう選択するか?
私の選択は迷わず打
。
トイツ場の傾向もあり、自然な一打であるが、そのまま即リーチ
の選手も多いかもしれない。
次巡ツモ
で打
となる。
その後、ツモ
打
でテンパイ。












当然のヤミテン、さらにツモ
で最終形になるが
慎重にヤミテンを続行。
これは上家の須田の123のサンショク仕掛けに対応したものである。
結局、ロンアガリで8000
こうなるとツキの流れは私に押し寄せてくるものである。
自然とトップを取ることができた。
カン
のテンパイを取らないのはこういった理由もあるのである。
続く2回戦も東1局に3000・6000をツモることになる。
分岐点は下記である。













ドラは
。
手なりの一打は当然打
であるが、寄せに絶対の自信を持つ
私の選択は打
である。
薄い色は消して行くのである。
この絶一門は体勢上昇のための一打である。
そのためスピードは重視しないのである。
結局、下記のテンパイになりリーチ。












そして高めの
をツモる。
こうなると絶好調の流れに入り、その後も十八番のチートイツ
ドラドラの9600をアガリ磐石の体勢となった。
牌を重ねチートイツを作る技術は山読みが1つの基本となる。
しかし、それだけではベストの選択は出来ない。
トイツ化させるシステムこそ、長年のキャリアが生かされる
ものである。
ツモを予測することは難しいが、それでも何とかするのが
技術である。
つまり「偶然」とは考えないのである。
結局、連続トップになった。
3回戦は南3局まで小場の展開となっていた。
私に均衡を打ち抜く手牌が押し寄せていた。












ドラ
、6巡目にイーシャンテン、すぐに
のポンテン
次巡ツモ
で2000・4000
は
の暗刻筋である。
トイツ場になったときに予測できる牌である。
こうして3連勝となる。
ここまで細かいミスはあるが、内容としてはベストに近い。
4回戦 ドラ
起家













中盤に上記の手牌になり、即リーチを選択。
シュンツ場であれば打
でテンパイを取らないが
この局面は明らかにトイツ場80%と読んでいた。
だからこそ、並びシャンポンでリーチとなるのである。
すぐに根本から追い掛けリーチが入るが、予測通りに
4000オールとなった。
この後、私にミスがあったのは切り遅れた牌で根本のリーチ
への一発放銃8000があった。
結局、この半荘は浮きの3着となった。
飯田・金子の看板選手が休場の今期、この二人の高度な技量
を超えるためにも、ベストの内容を目指してみよう。
結果はその後である。
