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第3回日本麻雀機構杯開催!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月28日(日)横浜「シルバー」にて、土田浩翔プロが代表を努める「日本麻雀機構」が主催する
「第3回日本麻雀機構杯 THE OPEN」が開催されました。

日本麻雀機構は、「社会性・公共性を持った競技・ゲームとしての麻雀」を普及・発展させ、
「麻雀界の社会的地位の向上と併せて公共の福祉と安寧に寄与する」事を目的とするアマ・プロの
共存した組織体です。(今回の参加費の一部は「NPO法人 全国骨髄バンク推進競技委員会」に寄付されました)

 

第3回目となった今回の機構杯では、北は網走から南は福岡まで全国11都道府県20会場で

予選を行い36人の一般代表選手を選出。この日の本大会は、代表選手と選抜された16人のプロとのグレードの高い対局を行う事に重点を置き、「プロと真剣勝負をして、プロを体感して貰う」事をテーマに行われました。

 

日本麻雀機構及び機構杯の趣旨に賛同する最高位戦からも多数招待された選抜プロは以下の通り。

 

新津潔 飯田正人 金子正輝 張敏賢 渡辺洋香 根本佳織 和田聡子 茅森早加

(以上最高位戦・敬省略・以下同)

土田浩翔  古久根英孝 (機構)

多井隆晴 阿部孝則 河野高志 藤中慎一郎(RMU)

初音舞(フリー) 大貝博美(101)

 

今回のテーマを象徴したのは、一風変わった大会システム。

まずプロが一人、もしくは二人が入った卓構成で3回戦。プロと代表選手の成績は別々に集計され、
次の準決勝へプロは16名中15名が進出。一方代表選手は36名中5名進出とかなりの狭き門。
5卓で行う準決勝1回戦はプロ3名+代表選手1名の卓構成、決勝1回戦はプロ上位6名と代表選手2名が2卓に分かれ、ここでもプロ3名+代表選手1名で戦うというもの。(1回戦からのトータルポイントで競い、優勝は代表選手の1位だった方)

 

つまり各大会に出場し続けても、なかなか味わう事が出来ないトッププロ3名との対局を作り出す為、
さらに厳しい条件故に敗れてしまう大多数の方には、準決勝決勝をじっくりと観戦して頂く
ことで満足出来ますよ、というシステムなのである。

プロとしてはある意味結果以上の物を求められる訳だが、プロの存在を麻雀ファンにより広く、より深く支持される為の試みである事は明白で、出場した私には非常にやりがいがある試みだったし、その後の懇親会などで代表選手の方々と話をさせて頂いた限りでは狙いが伝わっていた様で、

充実した大会になったになったのではないかと思う。

 

大会の模様に戻ると、決勝まで勝ち上がったのは「北海道札幌代表・久米陵平さん」と

福岡支部長を努める「福岡代表・日向杏介」さん。プロからは土田、金子、初音、張、茅森、多井の6名。
久米さんが10Pリードで迎えた決勝は、両者共に見事なトップを飾り、久米さんが逃げ切って優勝!!
久米さんはプロを入れた総合順位でも1位での文句なしの成績。表彰式での心の底からの満面の笑みは、長かった一日の疲れを簡単に忘れさせる程素敵でした! 

 

ちなみにプロ優勝は土田プロ!1回戦でお得意のスーアンコを炸裂させ、決勝はラスながらも逃げ切り。
有言実行とは正にこの事ですね。さすがというかズルイです。(笑)

 

 

 

土田浩翔プロと優勝者久米陵平さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文 張 敏賢)

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