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第20期發王戦開幕迫る!!

 

年明け最初の公式戦「第20期發王戦」が29日(日)より開幕致します!

今期は予選会場が各地に増え、初めて「天鳳」でネット予選も開催されました!

でも予選が数多くの麻雀ファンの方々にご出場頂きました。皆様に感謝申し上げます。

この大会は、最高位戦で唯一のオールカマーで行われる公式戦で、同一メンツで半荘2回、もしく

は3回を打ち、トータル上位2人が勝ち上がるというトーナメント方式を採用している事が最大

の特徴です。

トータルで勝ち上がる事を意識した戦術、更に刻一刻と変化する展開・持ち点にも対応する事が求められ、通常のルールでは味わえない緊張感をもたらします。

 

例えば

 

1回戦  A 42.0p   B  18.5p   C  -17p   D  -43.5p     

 

だとします。2回戦はAさんはラスを獲らない限り大丈夫。Bさんは2着以上なら、Cさんはトップ、Dさんはかなり大きなトップ、かなりざっくりですがこんな印象を与えるかと思います。

AさんBさんは手堅くまとめたい所です。

 

しかし、Aさんがー15の3着で終了として27.0p。Cさん45pのトップで28.0p、Bさんが9pの2着で27.5p、手堅くまとめた筈のAさんが敗退となってしまいました。

(最高位戦ルールは30000持ち30000返しのウマ10000-30000。)

 

簡単な一例を挙げたのは、例年一般の方で不慣れなシステムをよく飲み込めないまま敗退される事が多いように感じるからです。(逆に捲くっている事に気づかないという事も多々あります)

 上記の様なケースで、終盤に捲くられてる事に気づかず敗退されてしまう方をよくお見かけします

ので、直前で申し訳ないですが、一般予選を勝ち上がった方は事前に練習して頂く事をおススメします。

 

 

以下、各予選を勝ち上がり、本選トーナメントに出場された方々をご紹介致します。

 

 

■北海道予選代表

 

・新谷 秀隆さん、渡部 雪さん

 

 

■長野予選代表

 

・池田 功さん、丸山 知行さん

 

 

■東京雀友会予選代表

 

・飛田 洋輔さん、元島 由晶さん 

 

 

■名古屋予選代表

 

・栗原 康行さん、大石 剛士さん

 

 

■秋田予選代表 

 

・土田 雅美さん、名古屋 潤さん

 

 

■京都予選代表

 

・西川 宗一さん、時岡 史明さん

 

■大阪予選代表

 

・稲岡 ミカさん、樫村 昭裕さん

 

 

■新潟予選代表

 

・石川 富一さん

 

 

■天鳳予選代表

 

・macjrさん、罪歌さん、亀谷 稔さん、橋本 一貴さん、オワタさん

 

 

■ルールスターズ予選代表

 

・苅辺 直弥さん

 

 

■関東一般予選代表

 

・猪俣 裕之さん、浜崎 悠さん、川上 貴史さん、富沢 慶明さん、渋谷 渚さん、松原 雄一郎さん、新井 明さん、村松 朋広さん、伊藤 翔さん、小野 遼介さん、大矢 忠慶さん、牧野 卓人さん

 

 

29日のトーナメント1回戦には、以上の一般予選を勝ち上がった方に加え、最高位戦・他団体のプロが多数出場しますが、麻雀界の著名人の方々も招待選手として出場致します。

その招待選手の方々を代表して、マーチャオグループから山田 昌和さんと、ライターの福地 誠

さんにコメントを頂きました。

 

山田さんは、昨年の最高位戦クラシック決勝で3位になった実力の持ち主。

そして福地さんは、近代麻雀の連載やブログでお馴染みかと思います。今更説明はいらないでしょう!

 

 

山田 昌和さん

 

昨年、手に届くところまでいってつかみ損ねた最高位戦クラシックでの悔しさバネにして發王戦も頑張りたいです、とにかく内容を大切に楽しみながら少しでも長く対局出来たらと思っています。

福地 誠さん  

福地誠ブログ

 

 發王戦は面白いんですよね。
一回ごとに同卓内の直対なので、勝っても負けても納得がいきます。

思えば、ここ数年に打った麻雀の中で、一番印象に残ってる勝ち方をしたのは、数年前
に出た發王戦のアマ予選なのでした。
まったく手が入らなくて、それを片っ端から千点か二千点でアガり続けて、最終戦など
は6局くらい千点でアガって、本戦出場権をギリギリで勝ち取ったのです。
あのときは、もしかして俺ってすげー強いんじゃね?って思ったもんです。

ここ数年はいっさい競技麻雀は打たず、巷の麻雀しか打ってないんですが、せっかく出
る以上は、納得のいく内容で負けたいものです。

 

 最近はダンスに夢中との福地先生です。

 

 

 

そして最後は現發王位にして最高位!!石橋伸洋選手が意気込みを語ってくれました。

 

石橋 伸洋 發王位 

 

 

發王戦は1卓4名が半荘2回または3回を打ち上位の2名勝ち上がりというトーナ
メントのシステムです。
このような2位でも通過できるシステムですから、例えば自分がある程度のリード
をして最終戦を迎えた場合は「自分は現状トップで、この選手にさえアガられなけ
れば通過なのでトータル2位の選手に差込み(故意にフリコミ)をしてしまおう」
逆に、ビハインドしてしまった場合は「1位と3位の選手からは見逃して、トータ
ル2位の選手からだけアガろう」・・・などと、それぞれの選手はこのように常に
トータルを意識し、それぞれに思惑があり自分に有利になるようにとゲームを進め
ようとします。

このような特殊な状況になりやすいゲームの後半戦、特に最終戦では戦略的な強さ
や普段の麻雀とは違った対応力が必要であり、また日ごろの麻雀ではあり得ない状
況(親番で上記の局回しをされたり、山越し放銃をするなど自分が不利になる)に
置かれても落ち着いて冷静に対処し持ち直せるような強い精神力も求められます。

發王戦ではその戦略的なことを考え普段と違ったことをしたくなるような特殊な局
面が増えますが、やはり麻雀は基本が最も大切です。
自分の麻雀は戦略的な部分や対応力が持ち味であると考えていますが、基本をおろ
そかにせずに自然と有利な状況が作れるよう、普段通りの麻雀を打って連覇を目指
したいですね。

 

 

う~ん、さすが!開幕が待ち遠しいですね!本選の模様を随時お伝えしていきますので、皆様よろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

 

 

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