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女流リーグ予選終了!準決勝進出者決定!!

 

 

去る9月5日、4節16半荘で戦う「第11期女

流リーグ」最終節が開催され、来週9月19日

(月)から始まる準決勝進出者が決定しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*9月19日の準決勝初日は、会場が「麻雀柳勝どき店」へと変更となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはBリーグ、25人中上位6位までが通過の狭き門を突破したのは・・・・。

 

堂々の首位通過は、久々に女流リーグ出場の茅森早香!(写真左下)

ブランクをものともせず貫録の1位通過といえるでしょう。実力・実績共に申し分なく、準決勝以降の戦いぶりに要注目です。

余談ですが、最近土田プロ主催で男子プロも多数参加していたリーグ戦で、ぶっちぎりの優勝

果たしたそうです・・・。

 

 2位通過は桜庭史恵。(写真右下)先日の「野口賞」でも男子プロに混ざり、女流唯一の決勝進出を果たした桜庭。その実力を証明しました。こちらもこれからが楽しみです。

 

   

 

 

 

3位は今期入会の新人、日向藍子。(写真左下)梶やんハントやワレポンなどメディア出演でも活躍した日向は、常にファンの方々を背負って対局しているのが印象的でした。

終盤に進むにつれ増すプレッシャー中で冷静さを保てたのは、心強い応援があったからでしょうか。

 

 4位小林里紗 。今期最高位戦に復帰した小林は、久々の女流リーグ参戦ながらキャリア豊富な所を見せてくれました。勝ち気で攻めの強い雀風は最高位戦には少ないタイプで非常に見ごたえ

あります。

 

5位、こちらも新人内間祐海。(写真右下)まだ麻雀歴は浅いものの、常にひたむきな姿勢で打ち

続けたのが好結果を呼び込んだといえるでしょう。ここから先も気おくれせずに無欲に打ち切って

欲しい所です。

 

6位久慈麻里那。(写真左2段目)こちらもまだ2年目の久慈は、いかにも強気に見える外見とは裏腹に、メリハリのある麻雀を打っていたのが印象的でした。日向、内間と共に、準決勝での若手の

突き上げが期待されます。

                                                                          

 

 

 

谷崎、北島、近藤など実力も実績もある選手も多い中、今期も新人・若手の活躍が目立ったBリーグといえるでしょう。Aリーグ通過者、昨年の決勝進出者との準決勝での戦いぶりが楽しみです。

 

Bリーグ最終結果はこちら

 

 

そして全13人中7人通過のAリーグ。なんと女流リーグ史上に残る大波乱、そして劇的な結末を迎えた最終日となったのです!!こちらはガラッと変えてレポート風にお伝えします。

(それほど凄かったんです!)

 

まず最終節を迎えた時の成績はというと・・。

1位 花本 まな    195.0p  
2位 涼崎 いずみ   120.5p
3位 山口 まや    114.9p
4位 野添 ゆかり   53.3p
5位 柳  まお    34.6p
6位 渡辺 洋香   △7.9p
7位 浅見 真紀   △8.4p
8位 吉川 愛莉   △16.0p
9位 和田 聡子   △16.2p
10位 池下 真理子  △35.6p 
11位 須山 いずみ  △117.8p
12位 亀山 馨    △178.1p
13位 京杜 なお   △212.1p

 

3年目の首位花本は1,2年目に続き今期も連続で準決勝に進出濃厚です。
以下、涼崎、山口、野添と実績ある選手達が続いてますが、ボーダーの7位までは大混戦の様相。

4位の野添でも嵌れば危うく、ここから11位の須山までに目がある勝負という所ですが・・・。

大波乱の幕開けは、この日の朝に誰もが認める実力者2位涼崎が体調不良によって途中休場と
なった事が告げられた時から始まりました。
そして波乱の主役は3節終わって最下位の京杜なお!この日3回戦まででの3連勝とし、
最終戦次第で通過もあるポジションへと浮上したのであります!!

残り1半荘となった、15回戦終了時のスコアは以下の通り。

1位   花本  174.0p
2位   山口  137.6p
3位   柳   118.9p
4位   野添  60.0p
5位   吉川  39.5p
6位   渡辺  10.5p
7位   和田 △56.8p
8位   池下 △65.2p
9位   京杜 △80.6p
10位  浅見 △111.9p

大混戦で始まった最終節も、京杜の大爆発によりボーダーがグッと下がって来ました!
和田と池下が同卓の為、6位渡辺も箱ラスにさえならなければ通過濃厚です。
この日ここまで100p以上マイナスした浅見は厳しい位置に落ちてしまい、残り一つの椅子は
和田、池下、そして京杜、僅かに浅見という形で争う事となりました。

その最終戦。いわゆる「ゾーン」に完全に入った京杜は、開局の12000を皮切りにアガリを重ねて

いきますが、同卓の浅見も極々僅かな可能性に賭けて必死に食い下がります。
脇の花本、柳はどう転んでも通過という事もあり、場は2人の壮絶な叩き合いへ・・・。

南3局4本場、京杜の親番での持ち点・・京杜68100!浅見50900!
ここで浅見が京杜からメンチンピンフドラ1の16000は17200を京杜からゲット!!!

オーラス浅見の親番。京杜は捲くったものの、まだ素点が足りない浅見。時間打ち切りの為、
残りはせいぜい2局。最低でも4000オールは必要な所という状況で、見事に6000オールを
アガリそのまま終了。別卓の池下も接戦を制したものの、浅見が2600点差上回り奇跡の7位
入賞を果たしました!!

史上稀に見る大逆転を果たした浅見選手に話を聞いてみました。

 

この日は最初から手は入らないし、たまに入っても裏目ばかり引いて全然駄目だったので、普通の
トップも正直無理かなぁと考えてました。

 それでもやる以上は奇跡が起こるかもしれないし、最後まで頑張ろうと気負いなく望んだのが
良かったんですかね。京杜さんが本当に強くて、それに引っ張られたのもあると思います。

最終的には8万点越えたのですが(85000点)、和田さんか池下さんのどちらかがトップを取る
と思っていたので、終わった時はまだ足りないんじゃないかと思ってました。

 

最後に終わった卓だったので、スコアを確認しに行く前に勝ち上がり者の名前が呼ばれ始めて・・・
自分の名前が呼ばれた時は本当にびっくりしました!ダメだと思っていた分信じられなくて、
びっくりして、嬉しくて・・涙目になっちゃいました。。。
こんな事もあるんですね。こうなったら絶対決勝行けるように頑張ります! 

 

惜しくも敗れたものの、最下位からあと一歩の所まで迫った京杜選手の奮闘ぶりは本当に素晴らしい
ものでした。同じく最終戦トップを取った池下選手も立派でした。
この女流リーグ史上に残る激闘の詳しい模様は、近日アップされるレポートをご覧下さい。

 

Aリーグ最終結果はコチラ

 

 

準決勝進出者(全16人)

 

山口まや、花本まな、柳まお、野添ゆかり、吉川愛莉、渡辺洋香、浅見真紀 (Aリーグ)

茅森早香、桜庭史恵、日向藍子、小林里沙、内間拓海、久慈麻里那 (Bリーグ)

根本佳織、いわますみえ、鳥越智恵子 (昨季決勝進出シード)

 

準決勝日程など詳細はこちら

 

 

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