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【飯田正人杯 第9期最高位戦Classic予選1・2・3組最終節レポート】

先日6/11(木)に第9期 飯田正人杯・最高位戦Classic予選1.2.3組最終節が行われました。

 (協賛:株式会社三矢 / マーチャオβ・γ)

 

Classic予選といえば豪華な顔ぶれと他ではなかなか見られないマッチアップが成されるところも特徴です。今回の最終節も

 

写真左から)新井啓文最高位、石井一馬選手、多井隆晴プロ、松ヶ瀬隆弥プロ

 

写真左から) 土井泰昭プロ、忍田幸夫プロ、嶋村俊幸選手 、石橋伸洋選手

 

こんな豪華な卓が会場内のあちこちでいくつも成立するのですから、見る側は楽しみ方が広がります。

 

さて、ここで改めて大会システムをご覧いただきたいと思います。

 

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 この日決定するのは1~3組の予選勝ち上がり者計24名。予選組ごとに勝ち上がり者数、ジャンプアップの仕方が異なります。さらに来年度Classic予選の組み分けに関わる保持ポイント(詳細は割愛します)の増減もあり、各選手とも本戦進出を大前提に戦うものの、最終節となる今節は通常のタイトル戦の予選とは異なった特殊な条件戦が繰り広げられることになります。

 

<<予選1組>>

 

 

 

最終節のこの日、上記のスコアからポイントを伸ばしてきたのは首位キープを続ける平賀選手と坂本選手、そして忍田プロ。

特に第4期Classicの優勝者でもある坂本選手はこの日(+45.0p、+2.5p、+24.0p)とポイントを叩き、最終戦を前に上位陣に肉薄します。

 

 

 

予選1組最終戦の注目ポイントは、①ジャンプアップ(1位通過は準決勝へ、2位通過はベスト32へ)は誰か、➁どの選手が本戦出場権(7位以上)を掴むか、この2点です。

 

ジャンプアップ戦線に殴り込みをかけたのはこの人、

                 村上 淳 選手

 

4位(41.6p)で臨んだ最終戦でしたが、南三局親番を迎えた時点でなんと60,000点持ちに。こうなると目標が「予選通過」だけではなくなります。 そう、ジャンプアップ。

 

 

は1枚切れ

対面の宇野選手から立直が入っている状況、13巡目に上家の石橋選手からが放たれますが親の村上選手は悠然とスルー。

 

このときの村上選手の意図は「次に下家の新津が手出しでなければ、石橋のトイツ落としかもう1枚のは山。この1巡でを引ければ12000出あがりか16000オール行ける、もし引かない場合は次の新津か石橋からのをポン。山だったらそれもよし。」であったとのこと。

 

この構えに呼応するかのように村上選手の次のツモは。 石橋選手の対子落としを狙い通りに仕留め、大きな加点に成功しました。この状況でなお「16,000オール」を狙うのはやはりジャンプアップシステムへの対応。その結果、この最終戦を77,700点という特大トップで終了します。

 

そうなると気になるのは他の上位陣。坂本選手が暫定首位の平賀選手をラスに沈めるトップを獲得。新津選手は村上選手の特大トップの煽りを受け2着ながら△7.0pとなってしまいました。

 

一方ボーダーライン付近の攻防、最終戦井出プロは+11.5p、追う立場の忍田プロは29.0pと意地を見せます。さて最終結果は・・・

 

 

1位予選通過の平賀選手は準決勝進出が決定しました。 2位通過は村上選手、ベスト32に駒を進めました。3位通過の坂本選手以下、新津選手須田プロ有賀選手井出プロが本戦出場を決めています。

 

(1位通過 / 平賀選手)

 

 

「昨年は初めての予選1組だったので、1組で一番多くリーチするのをテーマに、伝説の中ぶくれ4萬リーチを筆頭に3日間で25回ぐらいリーチしました。今期は、ルールに縛られず勝負所は強い気持ちで押すをテーマに打ちました。苦しい状況の時に配牌とツモに恵まれ、ノーラスで終始ポイントでリードすることが出来ました。」

「最終半荘はジャンプアップを意識しすぎて酷い麻雀を打ってしまい、今期初ラスを引いてしまいましたが、それまでのリードのおかげでなんとかギリギリ首位通過出来ました。
今年は準決勝から16分の5で決勝に進めるので、侍クラシックバージョンで、クラシック初決勝目指します。己を信じて、真っ向勝負!!」

 

(2位通過 / 村上選手)

 

「月並みですが、自分らしく後悔しないように打って、少しでも長く残っていたいと思います。」

惜しくも16,000オールならずでしたがベスト32行けたので良かったです!平賀さんなら白見逃して五ツモかな!?」

 

(3位通過 / 坂本選手)

 「昇降級ポイントもあるので、少しでも良い順位で終われた事は嬉しいですが、正直、悔しさもあります。Classicはまだ複数回優勝した人がいないので、それを自分が初めに成し遂げたいですね。優勝したいです!!」

 

<<予選2組>>

 

 

上位1~3位はRMU選手が独占!1位通過の河野プロ、2位通過の多井プロはベスト32に進出決定です。3位には第7期Classic優勝者の松ヶ瀬プロ、4位には決勝進出経験もある三ヶ島選手、そして5位には最終節で86.1pを荒稼ぎした新井最高位、6位のベテラン篠原選手とともに本戦進出を決定しました。

 

(1位通過 / 河野プロ / RMU)

 

 「ここからは対戦相手が濃くなっていくので、内容を楽しみながら結果を求めたい。2節目で新井さんの跳満ツモを親被りしたが、5,200の直撃で巻き返し、トップを獲れたところから向いて来たと思う。最終節はポイント差を意識しながら大事に打ったよ」

 

 <<予選3組>>

 

予選3組の1位は山下プロ(RMU)でベスト32進出決定、二見プロ(協会)、平井プロ(101)、渡辺プロ(RMU)、淵田選手山内プロ(101)、渋川プロ(協会)、濱プロ(協会)、曽木選手小池女流最高位石井あや選手が本戦進出決定です!

 

以上、予選1~3組の通過者24名が決定しました。今後さらに予選4組、予選5組、リバイバルマッチと続き、本戦進出者が追加されます。

 

是非、本戦そして、第9期Classicの優勝者決定までお楽しみいただければと思います!今後の戦いからも目が離せません!

 

【今後の日程】 

4組         6月22日(日) 柳 八丁堀店
5組          6月28日(土) 柳 銀座本店

関西5組       6月14日(土) 京都マーチャオA

リバイバルマッチ   7月05日(土) 柳 八丁堀店


本選            7月20日(日) 神田 ゴースタアネックス

ベスト32         7月21日(月・祝) 神楽坂ばかんす         

準決勝          8月02日(土) 神楽坂ばかんす

決勝            8月24日(日)・8月31日(日) マージャンスタジオ(ニコ生放送予定)

 

 (協賛:株式会社三矢 / マーチャオβ・γ) 

 

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