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【訃報】第22期入会上野龍一さん死去

 
        
 決勝進出した第18期發王戦での上野さん                 表彰式にて新津代表と
 
去る4月26日(金)早朝、当協会会員(第22期入会)の上野龍一さんが腎臓がんの為死去されました。55歳というあまりにも早い旅立ちでした。葬儀は4月28日(日)川崎市内にて行われ、多くの最高位戦会員に惜しまれつつも見送られました。

 

上野さんは第22期(1997年度)、40歳で最高位戦に入会。それまでの社会経験を生かし入会当初より会の運営にも携わりながらの選手活動をスタートさせました。特に日本プロ麻雀協会と袂を分けた後は理事として近藤誠一元事務局長と共に一手に雑務を引き受け、現在の会の礎を築く多大な功績を残しました。

 

選手としても活躍され、第30期にはAリーグに昇級。昨季までの7年間Aリーグに在籍しました。
3年前の2009年には「第4期最高位戦Classic」、2010年の「第18期發王戦」では決勝に進出。
惜しくもタイトル獲得とはなりませんでしたが、遅いプロ入り・体調面の不安という大きなハンデをものともせず、歳を重ねる事に実績を残された事は称賛に値します。
 
約5年前に腎臓がんを患い手術・治療するも残念ながら完治には至らず、近年では病の影響を感じる事も多くなっていましたが、辛い顔は決して見せずにリーグ・タイトル戦に出場し続けた上野さん。
常に温厚で年を重ねても愛らしい人柄から、「上爺」という愛称で後輩達に慕われていました。
 
上野龍一さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
最高位戦日本プロ麻雀協会 

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