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【第11回野口恭一朗賞】

 

お伝えするのが大変遅くなりましが、去る7月23日、30日に「第11回野口賞」が開催されました。

 

この大会は、竹書房を設立し日本で最初の麻雀専門誌である「月間近代麻雀」を発刊、麻雀界の発展に尽力し続けた、故野口恭一郎氏の冠が付けられ、 「日本における麻雀棋士道の確立を目標とし、品格・雀力・知識の3点を兼ね備えた21世紀の麻雀界を担う若手棋士を発掘する」事を目的として毎年開催されています。

 

近年では優勝者にモンド杯・最強戦予選の出場権が付与されている事から、各団体共に団体の

威信をかけて選手を送る傾向が強まっているのですが、更に今期はこれまで出場資格が無かった

「タイトル獲得経験者」「昨年度出場者」も推薦対象になった事により、より一層その傾向が強まる事になりました。

 

■「第11回野口賞」出場選手

 

◎最高位戦

・男性棋士部門(以下略)

石井 一馬、 坂本 大志、佐藤 聖誠、武中 真

 

・女流棋士部門(以下略)

北島 朋子、神谷 結貴、花本 まな、日向 藍子

 

◎日本プロ麻雀連盟

 

・ 勝又 健志、白鳥 翔、福光 聖雄、吉田 直

・蒼井 ゆりか、白河 雪菜、童瞳、中山 菜々美

 

◎日本プロ麻雀協会 

 

・内海 元、小倉 孝、下井 重貴、宮崎 和樹

・愛内 よしえ、水越 恵利、吉倉 万里、米崎 奈棋

 

 

 

 

 

 

男子は今期日本オープン優勝のの武中真、現發王位の佐藤 聖誠、現マスターズの石井一馬、今期Aリーグで首位を独走する坂本大志の4人という本気な面子。

女流は北島朋子、花本まな、日向藍子に加え、代表選抜大会を勝った神谷結貴の4人。

 

 

 

 

 

 

予選システムは半荘4回戦で行われた上位4人が決勝へ進出というもの。

 

 

 

 

従来は「新人賞」という性格が強く、若手の中でもタイトル獲得者やAリーガーなど、すでに活躍して実績を残している者は除く傾向があったのだが、

2年程前から優勝者にはモンドの出演権が付与されるようになってから、いささか趣が変わって来た。

 

 

 

石井一馬 

 

今年で2年連続の出場をさせていただいたのですがどちらとも結果を出せずに終わって本当に情けないです。 次がまたあったら、今度こそ優勝したいと思います。 

 

 

武中 真

 

私個人の予選内容を振り返れば、前半連続ラスと苦しい中、予選最終戦オーラスまで現実的な条件で粘ることができました。今持っている通りの実力は出すことができたと思っています。
只結果が出なかった点は当然悔しいです。

特に今回男性陣は現役タイトルホルダー3名に現Aリーグ首位の坂本選手という4人で臨む以上、

出場できなかった後輩や推薦して下さった方々の為にも最高位戦へ吉報を持ち帰りたかった。
それが叶わず申し訳ないという気持ちが今の本音です。
最高位戦選手が二年連続準優勝で負けていますし、来年の野口賞に出場する若手選手には是非リベンジを期待しています。

 

最後になりますが、今大会に携わった全ての方への感謝の意をもって、御礼の挨拶へと代えさせて頂きます。

 

 佐藤 聖誠

 

推薦して頂いたにも関わらず、結果を持って帰れなくて申し訳ありません。
今持てる力を出し切った結果ですから、実力不足ということでしょう。また届きませんでした。
今回頂いた経験と悔しさを糧に成長し、どこかで借りを返せたらと思います。

 

 

 

坂本大志

 

今回の男性部門の参加者は、各団体とも全員がAリーガーもしくはタイトル獲得者と、各団体とも

本気で勝ちにきてるな思えるメンバーだったと思えます。
このような場所に選ばれたのはとても光栄な事だし、最高位戦の代表として恥ずかしい麻雀は打て

ないという思いは強かったです。

野口賞が選抜制となってから、出たくても出れない人がいるわけで、自分も数年前にそれで悔しい思いをした。 だからこそ勝ちたかったし、内容よりも結果を出したかった。

残念ながら結果は出せなかったが、この経験を糧にして、より一層の精進をしていこうと思います。
 

 

花本 まな

 

初めて野口賞決勝という大舞台に出さしていただいて自分の未熟さを感じました。

頭の中が真っ白になってしまいいつもだったら鳴く所を鳴けなかったり、鳴かないところを鳴いてしまったり。自分らしい麻雀が打てなかったのが非常に悔しいです。

メンタルも弱く、麻雀もまだまだ下手だと分かった事は、本当に勉強になりました!

場数を踏んでメンタルも強く麻雀も強くなって、来年も出場出来るように頑張ります!

女流リーグ、c2リーグもあるので精一杯頑張ります!
 

 

北島 朋子

 

今回この様な名誉ある大会に出場させていただき私は本当に幸せ者だと思ってます。
しかし結果が残せず、本当に自分の力の無さに腹が立つばかりです、、、。
ですが、嘆いていてもしょうがないので、今回のこの経験を活かし、気持ちを切り替えてこれからも頑張っていきたいと思います。貴重な体験本当にありがとうございました。

 

 

 

選抜大会で勝ち、野口賞への出場が決まったのが予選の一週間前。当日までの一週間はいろんなことを考えながら過ごしました。
迎えた野口賞予選では成績はふるわなかったのですが、それまでに考えたことや自分で導いた答え、そして今回敗退した悔しさを糧に、今後も精進していきたい所存です。

 

 

 

 

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