今月1日より[麻雀王国・雀具]で先行発売が始まった「第36期最高位決定戦DVD」。
「プロ団体タイトル戦決勝」を麻雀界で初めて映像化した事が話題を呼んでいるこのDVD。
今回の記事では、先行発売に先駆けてレビューを書いて頂いた人気麻雀ブログと、 企画を担当した張 敏賢プロに聞いたお話をご紹介します。
まずはレビューを書いて頂いたブログのご紹介!
◆☆ブンブンのゲーム実況ブログ☆
http://yukkuribunbun.blog65.fc2.com/blog-entry-2772.html
◆麻雀本を斬る!麻雀ゲームを斬る!!
http://ameblo.jp/mj-book/entry-10808424279.html
◆麻雀りゅうブログ
http://www.mj-dragon.com/blog/news/saikouisen.html
◆不聴立直
http://blog.livedoor.jp/mansengo8000/archives/50406737.html
◆Robo-Ky Factory(韓国の方)
http://apatheia.egloos.com/3118257
◆梶本琢程プロ
http://ameblo.jp/takutei/entry-10814468341.html
上記の皆さまには,製品版以前の画質が落ちるサンプル版をご視聴頂いた関係で、その点をご指摘
されてる方多いですが、実際の画質は問題ないレベルなのでご安心を。
画質良くても五分割画面は見づらいかもしれませんが・・その辺は張選手に聞いてみましょう。
中には耳の痛い意見もありますが、概ね好意的な反応でホッと致しました。
レビューを書いて頂いた皆様、誠にありがとうございました!!
続いて企画・張選手に製作サイドから見た本作品について語って貰いました!!
Q:本DVDの企画・製作のきっかけを教えて下さい。
A:「最高位決定戦」は、毎年名勝負が繰り広げられてますが、従来の観戦環境ではせっかく足を運ばれてくれた方々を満足させる事は難しく、常々何とか出来ないものか?と考えていました。
TV対局がずっと人気を博している、という状況の中、我々のメインイベントであり、麻雀界でも最も権威あるタイトルだと自負している「決定戦」を広く世に出し、多くの方にご覧頂いて我々の存在価値
を高めるきっかけを作る事は僕の使命だと感じ、「最高位」の座を降りてからはさまざまな事を試行錯誤しながら目標に邁進してました。
そんな中、一昨年の秋に大人気麻雀漫画「天牌・実写版」の闘牌指導の以来を受け、映像製作を生業としてる方々と出会えて、出来るだけ予算がかからないやり方を相談出来たのが、直接的に実現に向かう大きなきっかけでしたね。
Q:信念が実って実現に至った経緯、準備や当日で苦労された事はありますか?
A:元々、「決定戦」は尺が長すぎて映像に収めるのが難しいんです。全5日間、1日6、7時間位は対局してる訳ですから。中継も録画も難しい。まあお金かければ出来ますけど(笑)。
今回の様に「最終日」を撮るにしても、大差がついてしまうと興味が削がれる事になりますし。
今回は、飯田永世最高位が体調不良で出場が危ぶまれたので、もし出場された時は撮らないと
一生後悔するかもしれないと思い、新津代表を始め理事会の皆さん、選手達に強引に持ちかけた
所OKして頂きました。
ただやはり勝負の行方次第という事で、本決定したのは決定戦第3節が終わってから。
TV対局の経験がない佐藤選手を始め、快諾してくれた選手の皆さんには感謝、また感謝なのですが、決定戦を戦っている選手の心情も良く分かるだけにかなり心苦しい所もありました。
苦労した事・・・予算の都合で最少人数というか僕一人で動いてたんでそれなりにはありましたが、
言いだしっぺなんで全然苦にはならなかったです。それよりちゃんと出来るかのが心配で(笑)
当日は映像を別会場に出して観戦室を作り、僕は対局の立会人も努めていたのですが、撮影班と観戦室の運営を手伝ってくれた会員達のおかげでほぼ問題なく出来ました。
ただ、レビューでも突っ込まれてますが、「ネームプレート」を家に忘れてしまったんです!
当日は朝一でテレビ4台をレンタルし、車で搬入する所から入ってましたんで・・・・というのは完全に言い訳ですが、作るのを考えてなかった訳ではないです!
会場入りして気付いたものの、取りに帰るわけにもいかない、日曜で店は開いてないし・・・
結局ああなってしまいました。映像で見るとメチャ目立って死にたくなりますね。
Q:内容についてはどうですか?「5分割画面」が特に目立ちますが。
A:どうせやるんなら何か目新しい事をやりたかったんです。結果が出てる対局ですし。
製作会議でその旨持ちかけた所、編集の新妻さんがこんな事できますよって提案してくれたのが「5分割画面」。
新妻さん、全然麻雀分からないんですけど(笑)。編集には手間が掛かるのですが、
快く引き受けて下さって大感謝です。
確かに見づらくはなるんですが、河を見たくなる時ってあるじゃないですか。例えばチートイイーシャンテンとか、リーチを受けた時とか。実際の麻雀ではレベルに拘わらず皆河を見ながら打ってるわけですし。
長考時や局面が煮詰まった時にどんな状況なのか?を映し、どんな事を考えている
か?を解説で拾う事で、より奥深い所を伝えられたらな、と。もちろん全部解説で追える事もないのですが。
あとは、アガリが無い時の手の進め方やオリ方なんかもかなり勉強できるはずなんで、
初・中級者の方は繰り返し観ると良いと思います。
この「繰り返し観れる」というのがポイントです。細かく見返して打ち手の判断や考えを、推測や
評価して楽しんで頂ければ。打ち手にとっては全部晒されて辛い所もありますが(笑)
実況・解説ですが、小林未紗さんと土田さんならお任せで大丈夫なので、打ち合わせなし
のぶっつけ一発撮りでやりました。土田さんがさすが過ぎて、水巻、佐藤、石橋選手を交え
上記の要素を取り入れながらマニアックに偏り過ぎず、 エンタメとの絶妙なバランスを取って
るのが凄いです。
他の部分も製作の方々のご尽力で満足出来てます。予算・人力に限りがある状況を考えると
良くやったんじゃないかと思います。 レビューで価格が高いと指摘されてた方もいますが、
録画時間と価格の比率では既存のDVDよりも割安ですし、低価格実現(実勢5000円以下)の
為に尽力した自負はあります。
Q:最後に一言お願いします。
A:まずはご購入して頂いた皆様ありがとうございました!
我々の最高峰の戦いである「最高位決定戦」の戦いを、より多くの方にご覧頂きたいと思い
今作品を企画しました。
麻雀という不可測なゲームに人生を賭けた男達の真剣勝負(それ故の重み、が一日のスタートである16回戦序盤によく出ています)、が少しでも画面から伝わってくれれば幸いです。
そして出演選手、解説陣、製作に関わった皆さまにも改めて感謝申し上げます。
特に選手達には、大舞台の土壇場で不慣れな環境での勝負を強いるので反対も覚悟して
いた所、趣旨への理解や今後も見据えた上で快諾して頂いて感服致しました。
自分にとっては念願叶ったというより、まだスタートラインに立っただけだと考えております。
今後も多くの麻雀ファンにご支持頂き、更に我々の価値を高めていくきっかけとなる取り組みを
継続していきますので、よろしくお願い致します。
まだ観てない方は是非購入して下さい!損はさせませんよ(笑)
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