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【昇級者決定!39期前期C1リーグ最終節レポート】

梅雨入りが発表された6月の初週末、霧雨の降りしきる6月7日(土)に、C1リーグの最終節が柳八丁堀店で開催されました。

 

C1リーグは上位5名が来年度の40期B2リーグへ昇級、下位7名が後期C2リーグへ降級となります。

最高位戦は現在B2以上のリーグにおいて通年12節のリーグ戦を行っており、競技選手として一段高いステージで対局を行いたいというのがCリーグ選手共通の第一目標となっています。

 

最終節特有の”独特な緊張感”の中で試合は進み、最終戦を前にしてのポイント状況が以下のようになりました。 

 

最終節 19回戦終了時のスコア(一部)

1     高倉 武士  290.7 
2     草野 佳宏  281.3 
3     桐生 美也子 176.5 
4     大塚 哲也  159.6
 

5     浅見 真紀  111.3              昇級ライン 
6     沖野 立也  108.4 
7     吉田 光太   83.6 
8     櫻田 由樹   73.3 

9     元島 明子   63.5 
10   柿木 賢太郎 60.5 
11   佐野 秀一   27.1

 

ポイントの離れた高倉、草野はほぼ当確として、やはり注目はボーダーライン付近の選手。

桐生、大塚哲は4着で終えると黄色信号、

浅見、沖野は少しでも上位の着順および得点が欲しい状況、

吉田、櫻田、元島、柿木は1着を取った上で、可能な限り得点を上乗せしたい状況。

 

各選手が自身、同卓者のポイント状況を十分確認したうえで最終20回戦は開始されました。 

 

最終20回戦目は他卓の状況がわからない中行われるため、それまでのポイントを考慮し、移り変わる自卓の展開にどう対応し、選択するかという判断がいつも以上に重要になります。

 

まず、選択を迫られたのが現状4位(159.6p)の大塚哲選手。

12,000点持ちの4着目でオーラスを迎え、放ったリーチはツモ和了で無条件3着に、ロン和了では条件次第で3着にアップするというもの。 

 

大塚哲選手の決断は・・・ ロン和了。裏ドラは乗らず、着順も4着のままで対局終了となり、別卓の結果を待つことになりました。 

 

続いては最終節同卓となっていた現状3位の桐生選手(176.5p)と5位の浅見選手(111.3p)。

桐生選手は30,100点持ちの3着目、浅見選手は33,600点持ちのトップ目でオーラスを迎えています。

 

このままの結果で終われば両選手とも昇級圏内に残れそうではありますが、局の序盤、2着目の親にドラのポンが入り対局は一気に緊張状態に。桐生選手は放銃回避に回りますが、浅見選手は親にツモられてしまっても昇級が厳しくなってしまうため、必死に自身の和了に向かいます。さて勝負の結果は・・・見事に浅見選手が1pをツモりあげ、最終試合を1着で終えました!

 

最後に現状6位の沖野選手(108.4p)と10位の柿木選手(60.5p)。

柿木選手は大きなトップが必要となる為、果敢に攻めますが、同卓の沖野選手がそれを許しません。沖野選手は大幅に加点を続け49,200点の2着で対局終了となりました。 

 

さて、結果は・・・

 

39期前期C1リーグ 最終結果

1     高倉 武士 302.1

2     草野 佳宏 267.1 
3     桐生 美也子 166.2 
4     浅見 真紀  148.4
 
5     沖野 立矢 137.6   

以上5名が40期B2リーグへ昇級 

6     大塚 哲也 116.8 
7     元島 明子 109.5
全体のスコアはこちら
 

 

首位昇級は高倉選手。最終節もオール2着と終始危なげない展開で優勝を果たしました。2位昇級は草野選手。今回の昇級によりC3→C2→C1と3期連続昇級を達成し、急躍進中です。桐生選手、浅見選手、沖野選手はB2復帰組。年間リーグの舞台に再び立ち、懸ける想いはより一層強いものでしょう。各選手の今後の活躍にご期待ください!

 

【39期前期C1リーグ 昇級者インタビュー】

①入会期

➁39期前期C1リーグを振り返って

③40期B2リーグに向けての抱負 

 

 

        1位  高倉 武士 選手

 

①36期後期

➁シーズンオフの自主トレと大幅なフォーム改造がはまった感覚です。インハイへの直球とアウトローへの変化球がコントロールミス少なく投げられました。

③当初の目標としていた通年(B2)リーグでどう戦っていくのかはこれから検討します。左手が上がらなくなったときのために右手での摸打にも取り組みたいと思っています。

 

        2位  草野 佳宏 選手

 

①36期後期

➁全節を通し、いかなる状況でも落ち着いて打てた事がよかったと思います。また第1節で大きくポイントが取れたので、第2節以降の対局にて、優位に運べたような気がします。

③初めてのB2リーグであり、また初めての通年リーグでもあります。「楽しみな部分」と「不安な部分」と半々ですが、いつもの自分の麻雀が打てればと思っています。

 

    3位  桐生 美也子 選手

 

①35期前期

➁今期のテーマは「我慢」でした。前に出たくなっても他家の攻めが入ったら我慢する…これが出来たと思います。

③昨年度1シーズンでB2から降級し、来年は再挑戦となります。昨年と同じ反省と後悔をしないよう頑張ります!

 

    4位  浅見 真紀 選手

 

①35期後期

➁今期は昇級するために攻撃寄りな麻雀を打ちました。もちろんハイリスクな打ち方ではあったのですが、良い結果を残せてよかったです!ただ、最終節は我慢を強いられる展開ぎ続き、苦しかったです。よかった…

③入会して二年目に体験したB2リーグは、昇級ポジションから大負けし、降級となりました。今回はいままで学んだことを活かして、ちゃんと勝ちます!

 

        5位  沖野 立矢 選手

 

①26期前期

➁毎回、会場まで、迷わずに行けたのが良かったです。

③毎節、前日は早寝をしたいと思います。

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