-2011年12月9日
神楽坂ばかんすにて第37期最高位戦新人王の決勝戦が行われました!!
37期と銘打たれた今年の新人王戦ですが、最高位戦の新人王がタイトル戦となったのは実は今年が初めてとなります。
最高位戦では昨年まで各年のB1リーグ首位昇級者へ「新人王」という称号が与えられてきました。
しかしこれはタイトルではなく慣例的な称号であり、資格について明確な基準が設けられていない等いくつかの問題もありました。
又最高位戦リーグも30年以上前の2リーグ(A,B)制時代から、今や6リーグ(A,B1,B2,C1,C2,C3)制へと変化した時代。
B1リーグを昇級する為には最低でも4年を要す為、「新人王」という肩書きを与えるにはキャリアが豊富な選手が必然的に多くなる背景もあります。
これらの点を踏まえ、今年から正式にタイトル戦としてリニューアルされた最高位戦新人王。
今期の参加資格は下記の通りとなります。
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①以下2つの内、”どちらか”の条件を満たすこと
-入会5年以内、かつ35歳未満の選手
-30歳未満の選手(入会期は不問)
②上記条件を満たしても所定のタイトル戦優勝者、又はAリーグ経験者等は出場できない。
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まだ見ぬ主役を決めるという意味で、今年からが正しく本当のスタートとなる戦い。
12/1(土)に行われた予選では、出場資格を持つ50名の選手が決勝の椅子をかけて鎬を削りました。
上位リーガー、実績上位者が見せ場無く次々と敗れる大波乱の中、激戦を勝ち抜き12/9(日)の決勝へ進出を果たしたのは以下4名(予選通過順)。
佐々木 啓輔
37期後期入会
来期C3リーグ所属
西川 貴司
36期前期入会
来期C3リーグ所属
栗田 恭宏
37期前期入会
来期C2リーグ所属
坂本 宗瞳
37期後期入会
来期C2リーグ所属
先日日本プロ麻雀協会主催のカップ戦で公式戦初勝利を手にした栗田。
今回が初出場にしてラストチャンスとなる今期出場者中最年長の西川。
最高位戦初となる平成生まれのタイトルホルダーの座をかける佐々木、坂本。
それぞれの意地がぶつかり合う勝負は最終戦まで縺れましたが、優勝は2、3回戦の連勝で貯めたポイントを最後まで守りきった坂本宗瞳!
見事初決勝で第37期最高位戦新人王の栄冠を手に入れました!!
第37期最高位戦新人王決勝、激闘の模様は後日HPに掲載予定の観戦記でお伝えします!
執筆者は来期B1リーグ所属の相島翔選手です。お楽しみに!!