6月2日(土)に開催された前期C1リーグ最終節。
全5節に渡る対局の結果、前期の昇級者5名が決まりました。
B2リーグへと昇級を決めた5人に、今期を振り返った感想と来期の抱負について聞いてみました。
1位昇級
36期前期入会 鈴木 優 選手
―今期を振り返っていかがでしたか?
今期は相手との間合いを気にかけて打ちました。相手のスピードや手牌進行を読み、それに合わせたバランスを心がけ、それが上手くいったのが結果につながったのかなと思います。降りるべきところで降り、攻めるべきところで攻める、そういったことが上手くできました。
―来期の抱負をお聞かせください。
B2もストレートで昇級したいと思います!!
鈴木選手は第1半荘から常に首位を明け渡すことなく走り続けました。
手数が多く、非常にバランス感覚に優れた打ち手です。
目標通りB2リーグも1年で昇級してしまうのか、注目の打ち手となるでしょう。
2位昇級
35期前期入会 桐生 美也子 選手
―今期の感想・勝因はありますか?
一言で言えば、ずっとツイてました。
第1節も、オーラスのラス目から、ダマでも倍満(白發トイトイ三暗刻ドラ2)のツモり四暗刻の手を、追いかけリーチをして一発でツモりトップを取れたり、タンヤオ三色の役はあるけど愚形なのでヤミで仮テンにしてたら、他家から先制リーチがかかり、このまま押すか引くか…と考えながらツモってきたら、それがツモ牌で上がれたり…と。
とにかく「ツイてるなぁ!」というのが自分の感想です。
でも、〈ツキ〉は自分で引き寄せる(作る)というのが私の持論なので、リーグ戦前や当日は、ツキが落ちないように、ツキが来るように…と、行動とかに気をつけてました(笑)
―来期の抱負をお願いします。
最高位戦に所属させて頂いたからには、上のリーグに上がりたい!というのが常に目標です。
そして、麻雀を勉強中の私としては、失敗してもそれが「失敗だった」と気付ける技量を身に付けられれば…と思います。
ツイてる時は、どう打っても上がりはあるかもしれませんが、ツイてない時にこそ麻雀の知識の差や、心構えの差が出ると思うので、もっともっと勉強して、麻雀の楽しさを追究出来ればいいな、と思います。
3位昇級
36期前期入会 下山 和生 選手
―今期を振り返っていかがでしたか?
最終節開始時点で暫定4位と昇級チャンスをもらったものの、1半荘目が5000点持ちのラス、2半荘目も東場の親番を迎えて14000持ちのラス目と、手の届きそうな所にあった昇級が遠のいて行きました。
昨年C2リーグで、C1リーグ昇級のかかった最終節、ありすぎるアドバンテージからバランスを崩し、トップ目からラス目へ転落した事がありました。
今回は逆にビハインドを背負う状況になりましたが、バランスを崩さずに打てたことが昇級に繋がったと思います。
―来期の抱負をお願いします。
後期はリーグ戦の観戦など勉強時間を増やし、来年のB2リーグに備えたいと思います。
4位昇級
34期後期入会 石田 時敬 選手
―今期を振り返っていかがでしたか?
5節通して、いいメンタルを維持することができました。すっと対局に集中していけたので、それが良かったかなと思います。我慢も出来たし勝負どころで勝負できた。
最終節始まった時点で5位の昇級ボーダーだったので、最終節も勝たないと厳しかった。トップ・3着と来た3回戦の南場に、北トイトイドラドラをあがれてそれが3回戦のトップの決め手になった。これでだいぶ楽にはなりましたね。
―来期の抱負をお願いします。
初B2で本当にすごく嬉しいです。とりあえずは残留したい。少しでも長く上を目指していたいので。
5位昇級
29期後期入会 土井 裕美子 選手
土井選手は残念ながらインタビューをすることができませんでした。申し訳ありません。
昨年、惜しくもギリギリボーダーでB2リーグを陥落してしまった土井選手。
半期でB2に返り咲くその地力は確かなものです。
持ち前の攻撃力を活かし、順調にポイントを重ねていった土井選手ですが、
最終節最終半荘で苦しいラスを引いてしまい、別卓の結果次第では危うく昇級を逃すところでした。
来期は昨年の雪辱に燃えていることでしょう。
以上5名の昇級者インタビューでした。
最高位戦はCリーグは半期全5節・Bリーグからは通年全12節となるため、
B2リーグというのは入会からの第一目標とする選手が多いでしょう。
新たなステップを踏み出す5名の今後の活躍にご期待ください!!
また、後期は前期よりも少ない3名の枠をかけて20名が争います。後期の闘いからも目が離せません!!
後期C1リーグは、7月14日(土)に開催されます!