コラム・観戦記

【38期最高位決定戦最終節】

新井さん強かったです。
今年も負けてしまいましたが、自分に足りないものが少しずつわかってきたような気がしています。
来期に間に合うかどうかわかりませんが、「今年はいける!」と思えるレベルまで自分を高めていきたいと思います。
今期も最後までご視聴いただきありがとうございました!
応援してくださった皆様、すみません。また次頑張りますのでまた応援いただけると嬉しいです。
最終日からも1局紹介しましょう。
本当はを見逃した局を書こうと思ったんですけど、あの局は解説のお二人がズバリ話してくれていたのでこちらにしました。
19回戦東1局
佐藤 30000
村上 30000
近藤 30000
新井 30000
親でメンチンのテンパイ。
先制リーチ近藤の現物ではありませんでしたがダマテンに構えました。
自分の手代わり期待ではありません。
が全部見えていて、これ以上良い待ちになる手代わりはなく、守備的な入れ替えしか残っていなかったのです。(を引くと安全牌のを打って同じ待ちでテンパイ維持できます。引きは待ちですがが無いので同じ)
リーチを打たなくても打点十分ですが、トータルポイントを考えると18000じゃ物足りない手。
即リーチでも良いかな?とも思っていたんですけど、リーチの近藤は2巡目にを切っているので、安全牌に窮したらが選ばれることもあると思いダマテンにしました。
しかしこれは自分が目立っていないとき限定なので、目立つを引いた14巡目にツモ切りリーチ!
結果は最終手番でを引き放銃・・・。
道中を引いても切ろうと思っていたんですが、最終手番なら話は別で、を打って安全にテンパイ維持できます。(リーチ後には通っていました)
選択が裏目に出た結果ですが、これはリーチでもよかったんじゃないかな?と今でも思っています。
ただ私は普段からこういう空振りをするタイプなので、解説の土田さん金子さんのダマテン継続判断をもう少し参考にした方が良いのかもしれませんね。
今期私の最高位戦での対局はこれで終了しました。
来年またあの場所で闘い、昨日よりも強くなった自分を見せられるよう今日からまた頑張ります。
新井さんおめでとうございました!
来週からは当初書く予定だった「發王位を連覇するまで」を連載していきます。
お楽しみに!

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