負けました。
優勝は日本プロ麻雀協会の木原浩一プロでした。おめでとうございます。
木原さんは前の職場の上司で、よく知った仲なので勝ってくれて嬉しいです。
・・・そんなわけありません。あー悔しい。
今日は月曜なので、毎週更新のこのブログを書かなければいけません。
まだ負けを昇華しきれていませんが、決勝の一部を振り返って今期のClassicの記事を終えようと思います。
6回戦
全10回戦の6回戦目。つまり決勝二日目の1回目です。
5回戦までのポイントが、
木原浩一 +15.2
鈴木たろう +12.7
佐藤聖誠 △5.5
川上貴史 △22.4
クラシックルールは30000点持ち30000点返しの順位ウマが4-12です。
上の二人と20ポイント差くらい。トップを取ればだいたい並ぶポイントです。
このポイント状況で残り5戦。
6回戦か7回戦でトップを取るのは絶対条件。6回戦は木原、たろうにトップを取られても、自分が2着になっていることが最低条件だと考えていました。
6回戦ラスを引くとかなり苦しくなり、3着でも川上がトップでなければかなり苦しい。
南1局
木原浩一 42100
鈴木たろう 10900
川上貴史 30200
佐藤聖誠 36800
トータル首位の木原がトップ目。
自分は2着目で、最初に設定した最低条件はなんとかクリアしています。
もちろんこれくらいの点差ならトップを取っておきたいところ。
ツモ ドラ
三色にならないドラの方を引いてテンパイしました。
を切っていて––に受けるとフリテンですが、––はすごく良い待ちに見えていました。(実際牌譜を見ると山に7枚!)
トップ目木原との点差は5300点差。1000-2000をツモるとトップ目に立ちます。
しかし、ピンズのホンイツであるたろうはをアンカンしてまず間違いなくテンパイ。
自分と3着目の川上は6600点差。たろうに満貫を放銃すると3着に落ち、トータル首位の木原が一人抜けたトップ目になってしまいます。
私は決勝で普段と変えていることは、難しい局面はトータル首位を苦しめる選択をすることです。
トータル首位を苦しめる選択をしておけばあんまり間違っていないような気がするんですね。
ただ、このときはどうするのが一番木原を苦しめられるか判断できなかったんです。
クラシックルールは点棒の動きが少ないので、南1局とはいえトップ目に立っておくことはかなり重要。
しかし、ここでたろうに満貫を放銃して、この半荘の並びが[木原ー川上ー佐藤ーたろう]という結果で終えてしまう方が木原をラクにさせてしまうんじゃないか?
実戦では切りダマテンを選択。
ベタオリが二人いるので––が思ったよりも少ない可能性があること、––に受けるとフリテンになってしまうこと、フリテンを解消した–に受けても2600出アガリだと打点的に不満なことなどが重なり、リーチに踏み切れませんでした。
勝負掛けをするにはちょっと早い気がしたんですよね。
半荘としても南1局はちょっと早いし、決勝としても6回戦目はちょっと早いかなと。
今思えばここが今回のターニングポイントだったような気がします。
まぁ、クラシックルールで勝つための技量が足りていないのは変わらないので、鍛錬を積んでまた来期挑戦します!