コラム・観戦記

【第6期最高位戦クラシック予選2日目レポート】佐藤崇

 

今年で6回目を迎えた最高位戦Classic。今回は1・2・3組予選の模様をお届けします!
…とは言っても私、佐藤崇は選手として参加しておりますので、他の卓の様子はさっぱりわかりません(笑)
という訳で、今回は自戦記を書くことにさせていただきます。

……。
ところが細かいことはさっぱり憶えておりませぬ(笑)
記録も取ってませんので確認する術もなし。
今回のレポートも観戦記部門担当の平賀Aリーガーから

『崇さーん!今回だけレポート書く人手配できなかったんすよー!

簡単な自戦記みたいなのでいいからお願いしますよー!(泣)』

『えーやだー。めんどくさいし…』

『そんなこと言わずにお願いしますよー(泣)。ちゃんと報酬も出ますし、

何より崇さんの自戦記読んでみたいんですよー。

…てゆーか今日の崇さんカッコイイっすね!』

『お?そ、そ、そうか?やっぱそうかな?んー?なんだっけ平賀君、レポート?

よしよし任せなさい!この私がパパーンとバッチリ書き上げてあげよう。』

お酒が入るとついつい気が大きくなってしまう私。二つ返事で引き受けてしまったのでした…。
因みに平賀さんは入会期は5期後輩になりますが、歳は5つ上。

いつも生意気な口を聞いてすみません…(汗)

さてさて、Classic123組予選初日の模様は、

鈴木聡一郎君が素晴らしいレポートを書いてくれています。
対局の臨場感やルールに対する個々の打ち回しは、

そちらを読んでいただくと非常によく伝わると思います。

なのでまずは皆様、そちらをじっくりご覧下さいませ♪

今回は、第6期最高位戦Classicのシステムの詳細を説明したいと思います。

まず出場選手は1~5組に組み分けされています。これは各選手の過去の実績に基づいています。最高位戦選手は独自のポイントランキングによって組み分けされ、

他団体の選手は各団体のシード枠によって組み分けされます。

この1~5組に分かれてまずは予選を行います。

1~3組は3日間半荘12回戦、4、5組は1日半荘5回戦(足切りあり)となっています。

ではこの1~5組、何が違うのかと言うと本選への『勝ち上がり比率』が大きく違うのです。

1組(12名)→50%+優勝者はB16進出
2組(21名)→40%+優勝者はB16進出
3組(23名)→30%+優勝者はB16進出
4組(約30名)→20%
5組(約40名)→15%

大体このような比率となっています。
そしてもう一つのポイントが、昇降級があるということです。

各組共最終順位に『昇降級ポイント』なるものが設けてあります。

1位→+10P・2位→+9p・…10位→±0・11位→△1P…20位→△8P

とこんな感じです。 
前期からの累計ポイントが+10Pで昇級、△10Pで降級となります。
昇降級した選手や今期から新たに参加する選手は±0からのスタートとなります。
これによって各選手は、例え本選出場の目が無くなっても、

最後までモチベーションを保って戦えるのです。

各組の予選を勝ち抜くと次は本選です。
本選は32名が2つのブロックに分かれて総当たりの半荘5回戦を行います。
16という数は全員がきれいに1回ずつ対戦できる数なのです。
そして各ブロック上位6名が準決勝進出となります。

準決勝は16名。

本選勝ち上がり12名に、1~3組の優勝者3名、

そこに前年度チャンピオンの村上淳三冠王が加わります。

準決勝は2日間の全9回戦。
初日は総当たり5回戦を行い、下位4名を足切ります。
2日目は12名。ポイントは持ち越したまま3半荘行い、更に下位4名を足切ります。
最終9回戦目は8名で行い、上位4名が晴れて決勝進出となるのです。

決勝は2日間全10回戦。第6期最高位戦Classicチャンピオンを決定します。

優勝賞金は100万円!!

このレポートがアップされる頃には1~3組予選は決着しています。

今年の栄冠は、果たして誰の手に…?!

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