どもども(^O^)/
自他ともに認める“最高位戦のお局”こと、いわま すみえです。
今年で競技プロ生活13年目を迎えました。
最高位戦にも若くてカワイイ娘さんが増えて、月日の流れを感じる今日この頃。
そんな女流プロ達が集まって行う女流最高位戦が現在開幕中です(予選4節)。
麻雀の内容も書くけど、お局らしい小言も織り交ぜつつ話を展開させて行きますよん。
さて、初日に160P強を叩き出し、ぶっちぎりで迎えた第3節。
3着・3着・4着・4着で逆噴射(つд`)
とりわけツイてなかった2局をご披露します。
※ここは敢えて“ツキ”という言葉を使わせてもらうからね(笑)。
●ツカんぽその1
三回戦 東一局 西家 ドラ
6巡目に南家から早いリーチが入る。
自分はチートイツのニ向聴だが、ドラもないのであまり行く気ナシ。
一発目は完全安牌を切る。
さて次巡、2巡前に親が切って、リアクションがなかったを切るとこれが放銃。
とのシャンポン。
『リーチ・中・裏3』
Σ( ̄□ ̄)!
行く気なかったのに8000放銃からスタート!
あとで南家の選手に聞いたら、3巡目のはふかして、からシャンポンに変わったところでリーチしたとのこと。
う~ん、まいった。
裏ドラってコワい…。
●ツカんぽその2
四回戦 オーラス 親
ドラ
20200点持ちの現在ラス目。
他3人が2000点以内で競り合い。
西家と北家がを切っているが、ここはピンフの一翻が欲しいので切り→西家がポン。
次巡ツモ
タンヤオ確定させるべく打。
すぐ裏目を引いて。
ツモ切ったらこれも西家がポン。
その後3巡有効牌を引かずに、西家が手出し&北家が手出し。
もしにくっついたら、二人に切りづらいを勝負しなくてはならない。
すぐに南家が北家に1300放銃で終局。
もし一翻を追わずに、ではなくを切り出していたら、まったく違う展開になっていた。
しかし『メンタンドラ1』の7700と『メンタンピンドラ1』の12000。
この点棒状況では12000がぜひとも欲しい。
不調時で点棒がないからこそ陥るワナに見事にハマった一局だった。
ツカんぽ話はこれくらいにして、お小言コーナーに行こうかな。
条件戦のお話です。
タイトル戦や女流最高位戦の予選では、当然『通過条件』というものが出てきます。
これをわかっていない若手が散見されます。
去年の女流最高位戦 予選最終節 最終戦のオーラスのこと。
わたしは通過が確定しており、他の3名が競っている状況。
自分の手が和了りには遠そうだったので、とりあえず和了りには向かわない手牌進行にしていました。
ラス親は連荘するしかない条件、上家は満貫ツモで通過条件。
流局して開かれた上家の聴牌形が仕掛けて2000点。
一本場でまた流局→開かれた上家の聴牌形が2000点。
(°∇°;)
もしかして条件わかってない?
3本場は和了れそうだったので、先付けで仕掛けを入れ、上家から自風ので出和了り。
わたしはヤオチュウ牌の仕掛けを入れていて、以外の翻牌はすべて通っている状態での上家の放銃でした。
彼女はもしかしたら満貫聴牌していたのかもしれませんが、1&2本場の形を見るとちょっとわかりません。
条件の計算はある程度の経験が必要だとは思うんですが、『わからなかったら聞いてくれればいつでも教えますよん』って思ってるのに聞いてきた若手はいません。
(つд`)
自分の条件を確認せずに最終戦のオーラスを打ち始めるのはやめて欲しいと切に願います。
わたしも条件がすぐに計算できない初々しい時代がありました(笑)。
そういう時は同卓者のお許しを得て、計算する時間をもらっていましたよ。
でも最近、最終戦なのにポイントすらメモしない人もいます。
麻雀を打ちながら、トータルポイントと現状を合算して条件を算出するのはベテランでも難しいのに、ホントに頭の中で計算できるのかな?
ちょっと長くなっちゃいましたが、『意味のない和了りをしないためにも条件確認はきちんとしましょう♪』というお局のお小言でした。
次回は予選最終節。
今日は100ポイント以上減らして、お小言言ってる場合ではなくなってきたかも!
(゜Д゜;≡;゜Д゜)
最善を尽くすので、お時間がある方はぜひご観戦くださいませ。
(*⌒▽⌒*)